TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

4月はサラリーマンにとって異動の季節

2011-03-30 20:58:59 | 経営全般

 サラリーマンにとって、4月は異動の季節です。

 とはいても、今年はどの職場においても、例年とは違った趣があるのではないでしょうか。それは、東日本大震災のためです。計画停電による生産縮小などで企業等の状況は先行き不透明です。経営戦略の練り直しを求められなくてはならない企業等の多いのではないでしょうか。

 私の知り合いも茨城県筑波市で、大学との産学連携で研究を立ち上げていたのですが、この震災で今後の見通しの目途が立たなくなったと聞きます。

 このような状況下での、企業サラリーマンの4月異動は例年と違った困難さ等があると思います。 


地震保険を原則満額払い

2011-03-29 21:20:44 | 経営全般

 東日本大震災で被害を受けた地震保険の契約者に、保険金をできるだけ早く支払うようにするため、日本損害保険協会は支援策を発表しました。

 具体的な方策は、ほとんどの家屋が津波で流されるなど壊滅的な被害を受けた集落を「特例地域」に指定し、そこに住んでいる人から保険金の請求があれば、原則として満額支払うものです。

 特例地域には、宮城県気仙沼市、岩手県大槌町と山田町の3地域が指定されました。特例地域では現地調査なしに、「建物が全壊した」と判定し、保険金を満額支払うものです。

 思うに、特例地域は上記3市町だけなのでしょうか。もともっとあるのではないでしょうか。


自治体に数兆円の復興交付金

2011-03-28 20:24:30 | 経営全般

 政府は東日本大震災で被災した地方自治体を支援するため、数兆円規模の「復興交付金」を創設し、国が全額負担することを検討し始めました。

政府は、東日本大震災による道路や港湾、住宅などの社会資本の被害が16兆から25兆円にのぼると試算、とても地方自治体では復旧作業は困難とみて、国が全面的に財政支援する方針を固めました。

 財源は、赤字国債の増発や復興に特化した増税に加え、新年度予算の組み替えで確保することを検討しています。民主党は、被災住民の住宅再建や集団支援、道路・港湾のインフラ改修などで国の負担率を引き上げる新規立法を検討しています。

 一方、雇用支援においても、必要な特別立法を検討しています。厚生労働省によりますと、宮城、福島、岩手各県の沿岸地域の就業者数は約80万人です。失業者がどれほどになるは「集計できない」ほどとなっています。深刻な雇用問題は起きてきています。

 いくつのも難問題が次々に上がってきているのが現実です。財政再建論はもやは吹っ飛んでしましました。今は、被災者の生活の安定、保障が再優先課題ということは、だれも異論はないと私は思います。 


名もなき人の奮闘が日本を支えている

2011-03-27 20:24:02 | 地域産業

 東日本大震災の被害はほんとうにすさまじいものでした。

 ラジオで立花隆氏が話していましたが、今回の地震の破壊力は、原爆の数万個分だそうです。水爆だと10個分だそうです。津波のよる被害は東日本海岸500kmにも及んでいます。亡くなった方、行方不明の方、家族を失った方、家を流され財産すべてを流された方、工場を失った方、田畑が利用不可能になった方、原子力発電所の近くで避難を強いられている方、数多くの方が被害にあいました。

 そして、多くの人がお互いに助け合いながら、この困難を乗り切ろうと奮闘しています。自分のできること、持ち場持ち場で、名もなき人が奮闘しています。その名もなく人が日本を支えているといっても過言ではないと私は思います。

 


「3.11 企業がすべきこと」-日経ビジネス2011.3.28-

2011-03-26 20:10:19 | 経営全般

 今週の日経ビジネスは、東日本大震災の特集です。

 特集1は、「命つなぐサプライチェーン」という記事で、混乱のさなか、生命線となる医薬品と食料を被災地に送り届けた2社の苦闘が記載されています。医薬品卸の東邦ホールディングスとコンビニエンスストアのローソンの記事です。

 特集2は、「エネルギー不足が日本を襲う」という記事で、電力不足長期化が、復興のネックとなるという記事です。東京電力の原子力発電所の危機的な状況で、不足した電力を補える見通しが立たないという記事です。エネルギー消費量はGDPに連動すると言われており、最大のエネルギー源である電力不足が続いては、日本経済の停滞は避けられないと記載されています。

 特集3は、「東電を待つ次なる危機」という記事で、福島第1原子発電所では懸命の原子炉冷却作業が続いていますが、今後、事態が沈静化しても、東電は損害賠償、廃炉、火力発電のよる燃油コスト増と、泥沼の業績悪化に陥りかねないという記事となっています。

 特集4は、「全国に広がる資金難」という記事で、東日本大震災の余波は、期末前の中小・零細企業の資金繰りを直撃しており、政府の緊急融資支援制度などの整備を急いでいるが、対象が多すぎて追いつかないという記載されています。

 特集2と4は、由々しき問題です。日本経済は、全治3年とか言われていますが、現実味を帯びている年度だと思います。


地元群馬県内の飲料メーカーに注文殺到

2011-03-25 21:14:10 | 地域産業

 東京都なその水道水から乳児の摂取制限を超える放射性ヨウ素が検出されたのを受け、地元群馬県内の飲料メーカーに注文が殺到しています。

 みなかみ町でミネラルウオーターを生産するハルナビバレッジ(高崎市)は震災以降、3割ほど増産しています。東京銀座の「ぐんまちゃん家」では、24日から「1人3本まで」と購入制限をして、嬬恋名水を販売を販売ししたならば、同日入荷分が数時間で完売してしまったようです。

 それにしても、ガソリン、水、野菜とパニック状態になってしまっています。マスコミが冷静な判断をと報道しながら、不安を煽るような報道となっています。パニック状態にはマスコミの罪も大きいのではないでしょうか。

 


今回の震災でなくられた方々

2011-03-24 21:39:16 | 地域産業

 朝日新聞に、23日午後9時までに判明した「亡くなられた方々」が記載されています。

 新聞誌の1ページに氏名が書かれています。亡くなられた方は9,737人という数字となっているそうです。しかし、ビートたけしがある週刊誌で書いているように、人の命は、9,737人分の1ではありません。「1人が死んだ事実が9,737件ある」ということです。

 本来「悲しみ」はすごく個人的なものです。9,737通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人がいるということです。この事実を私達は、常に意識しておかなくてはならないのではないでしょうか。


ブログ更新を休みました

2011-03-23 19:08:07 | 地域産業

 ブログ更新を2日連続休みました。

 東日本大震災の被害は甚大なものとなっています。今日は東京都からの水道水から放射能が検出されています。農産物も出荷制限されています。今後もこのような状況が当分続きそうです。

 ブログを書く気力もなくなっています。


スーパーや図書館など多くの施設で節電の実施

2011-03-19 19:11:19 | 地域産業

 今日は、地元伊勢崎市のカインズや伊勢崎市立図書館などに、自転車で行ってきました。自動車のガソリンがもったいないのと、自転車のほうが小回りがきくからです。

 自転車で動き回って気づいた点は以下の事項です。                                                  1.カインズや図書館などが節電を実施をしている。                                                    2.開店しているガソリンスタンドには長蛇の列。                                                      3.意外に自転車や歩いているい人がいる。

 午前と午後に自転車に乗りましたから、15Kmくらい乗ったのではないでしょうか。歩いている子ども連れの親子にすれ違った時に、5歳くらいの女の子が母親に「今日は、停電がないんだよね」と」と話していました。いかに私達が、文明の豊かさを何気なくなく享受していたかを女の子の言葉に思いました。

 見えないものが見えるように思えた1日でした。。これからも積極的に自転車で動きまわりたいです

 


日本最大の試練-日経ビジネス2011.3.21から-

2011-03-18 19:53:24 | 経営全般

 今週号の日経ビジネスの特集は、東日本大震災のことです。

 日経ビジネスですから、経済的側面からの特集記事になっています。その特集記事に地図で、幅広い業種の企業が生活拠点を置いているが掲載されています。輸送用機械器具メーカーや電気機器部品メーカーなどが立地しています。これらの多くが大打撃を受けたのですから、日本経済の先行きは暗くなっています。 毎日、毎日報道される災害の記事を読むと、心が痛みます。

 日本プロ野球は、ナイターの試合を今年も実施することで、非難が集中しています。球団経営ということが全面に出ています。現実をまったく認識していない計画ではないでしょうか。企業は社会的存在であり、社会的責任を担っています。その責任を放棄した計画であると私は思います。

 


東日本大震災で観光事業が大打撃

2011-03-16 21:54:10 | 地域産業

 未曾有の天災である「東日本大地震」の被害は痛ましく、言葉も出ません。

 さて、地元群馬県にもいろいろな影響が出ています。観光地の旅館・ホテルはキャンセルが次々と出ています。地元経済に大きな打撃となっています。計画停電での産業界に与える影響も大きいです。私の家の近くにはゴルフ練習場があります。今夜などは照明がついているのですが、客は一人もいません。

 一方、ガソリンスタンドやスーパーはたいへんな混雑です。地域経済は大混乱です。この大混乱はまだまだ続きそうです。


東日本大震災は日本の構造を変える?

2011-03-15 20:47:40 | 経営全般

 3月11日に起こった東日本大震災は、未曾有の天災でした。

 死亡した方、行方不明の方の人数が日増しに増えています。痛ましい天災であり、死亡された方の冥福を祈ります。非難されてる方は約57万人います。津波という自然の猛威に対して、人は何すべもなく立ちすくすテレビの映像を見ると、胸が痛みます。

 計画停電をきのうから始まりました。ガソリンを求めて並ぶ自動車の長蛇の列が連日になっています。スーパーも開店前に長蛇の列となっています。不況といいながら、豊さを享受してきた私たちは、強烈なしっぺ返しを受けています。

 特に私などは、計画停電の実施で、節電の大切さが身にしみました。周囲の多くの人がそのようです。豊かさに慣れてしまった私達の意識が今後、変化していくのではないでしょうか。

 なんといっても、災害に見舞われた方々の復興を1日でも早実現できるように、私たちは出来る限りの支援をしていかなくてはならないと思います。


東京電力が輪番停電を実施

2011-03-14 19:42:46 | 地域産業

 14日から東京電力が、輪番停電を開始しました。

 この輪番停電とは、群馬県であれば6ブロックに分け、3時間程度の停電を実施することです。

 6時20分から10時まで実施することになっていましたが、実際に実施したのは、5時から7時までの2時間程度であったようです。この輪番停電は、4月下旬まで実施するとこのことです。明日からどうなるか不安です。

 特に、私が不安に思ったのは、自動車に乗っているときの信号機が停電で停止してしまうことです。かつて、かみなりで停電した時に、信号機が停止してしまって、すごい怖い思いをしたものです。そのような思いを4月まですると思ううとぞっとします。