株式会社TKC出版の定期月刊誌「戦略経営者」を取り寄せて読んでいます。
この定期月刊誌のサブタイトルには、年商50億円を目指す企業の情報誌と記載されています。1年契約で申し込んので今月の3月が最後の取り寄せになります。申し込んだ時は、おもしろい記事が掲載されているかと思ったのですが、正直それほどでもありませんでした。自分自身が、経営という分野に興味がなくなってきていて、記事を読むことがおっくうになったことが要因かもしれません。
今月の特集は、3つのキーワードでライバルに差をつける「時間マーケティング」です。キーワード「時間帯」「スピード」「時間限定」として事例企業7社の記事が掲載されています。「時間帯」に隠れたニーズ、「スピード」という利便性、「時間限定」で衝動買いを促すというポイントで繁盛している7社です。
さて、その中の「時間限定」で衝動買いを促すというマーケティングですが、私は疑問に思うことがあります。事例企業では、ASOテクノロジーズが運営するタイムセールスサイト「超一品.com」を取り上げています。、「明日になったらもう買えない」とうことで消費者の購買意欲をそそるものです。ある意味での需要創造なのでしょうが、不必要な消費をしてしまう可能性はないのでしょうか。
私の知識不足で大きな間違いをしているのかもしれませんが、経営学の神様ドラッガーは「需要創造こそが大切」と説いているようですが、タイムセールスなどで、消費者の購買意欲をそそって「需要創造」するのは邪道のような気がします。