TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

人材派遣業が労働市場で市民権を得ている

2008-04-08 22:23:49 | 経営全般
 人材派遣業は日本の労働市場で今では市民権を得ています。企業にとっては非常に使い勝手のよい労働者だと思います。私の地元伊勢崎市では外国人労働者の多くが人材派遣で製造業の現場で働いています。私が平成16年から18年まで労働相談に従事していた時には人材派遣で働く外国人労働者の相談がかなりありました。人材派遣業者は数多くありますが、ニーズがますます増えているのでこれからも増えそうです。
                                   
下の写真は街でみかける看板です。このような看板が注意していると数多く見られます。


 中には下の写真のようにビルの屋上に掲げられている看板もあります。


 人材派遣業は労働の多様性をもたらしていると言う人もいますが、その身分は不安定で決して労働者が望むものではないように思えます。多くに人が正社員になれずに派遣で働いているのではないでしょうか。人材派遣と請負の問題、正社員と非正規社員の格差の問題は私たちは真剣に考えなくてはならない問題だと思います。

 私は高齢者の福祉問題よりもっと行政が力を入れるべき問題だと思っています。