TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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全国緑化ぐんまフェアinいせさきの会場「波志江沼」でイベントを実施中

2008-04-06 17:46:51 | 地域産業
 3月29日からスタートした第25回全国都市緑化ぐんまフェアinいせさきの波志江会場でイベントが実施されています。今日は「みんなの広場」で八木節などの地元伊勢崎市内の郷土芸能が披露されていました。


 また、野菜や地元物産品も販売しています。来客数のわりにはあまり売れていない様子でした。


 沼の下(南)からの駐車場からの「みんなの広場」に向かう沼にかけられた橋も通行する人が多いです。


 ボートで沼を周回もできるイベントも実施中です。ボート乗り場には順番待ちの人が数多くならんでいました。この乗り場はかつてこの沼が鯉の養殖をしていた時に、鯉を取る網を付けた船がでたところでした。地元波志江の風物詩であった12月の鯉取りを知っている者としては、子供をのせたボートが鯉を取るために船がでた場所から出るのをみると不思議な気がします。


 沼の南には「絹の広場」という花壇があります。伊勢崎の伝統工芸「伊勢崎絣」を題材とした花壇です。織物模様の花壇や大きな糸巻き花壇があります。沼の周辺は今桜が満開です。この場所にも桜の木があります。私はこの場所が気に入っています。この場所には沼が整備される前は沼の水が下流の小川に流れる関がありました。今も見えないがあると思います。その小川は私達が魚取りをした小川でした。そして私の実家の西を流れている小川になっています。


 農地改良事業による農地整備、北関東自動車道の開通、波志江沼の整備で私がかつて知っている郷土の風景は様変わりしてきました。今回の緑化フェアのイベントの後にどのような形で様変わりした沼が残るのでしょうか。地元の人たちが総出で鯉取りをしていた沼のことを知っている者として感傷的になっていましました。