TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

地元群馬県玉村町街道(国道354号)のまち歩き

2008-04-18 21:14:13 | 地域文化・地域資源
 どこの街でも中心市街地の衰退が問題になっています。玉村町の国道354号沿いの商店街も自動車で通過すると元気がないように思えます。しかし、街を歩いてみると特色のある店やとりわけ歴史のある建物に気づきます。この歴史的遺産を再認識しようという活動を「まちづくり玉村塾」という団体が行っています。下の写真は見開きの街マップです。




 下の写真は玉村のシンボルといえる「玉村八幡宮」の本殿です。この場所に街マップが置いてありました。


 下の写真は赤レンガ倉庫です。この倉庫で絵画展や講演会が実施されています。


 下の写真は、今も酒を造っている町田酒造店です。酒造りの煙突と和風の建物と赤レンガの取り合わせがとってもよいと私は思います。


 下の写真は国道354号から南に下った堀米家の「長屋門」です。穀蔵と質蔵と座敷蔵が一体になった門です。


このように街を歩いてみると街の歴史を感じる建物等が見られます。その建物等にはいわゆる「歴史」を感じます。この「歴史」は郊外型SCには絶対ないものです。歴史を感じる街なみはぜひとも残しておきたいと私は思います。一方で維持費などの経費がかかり生活ができないから取り壊わすという話も聞きます。難しい問題です。

 遠藤周作の本が好きでよく読んでいました。ある本に「人は人生と生活を歩んでいる」と書いてあった記憶があります。街なみに歴史を感じるのは人生を歩んでいる時であり、経済的に維持費がかかるので取り壊したいとするのは生活をしている時なのでしょう。両方がマッチングできたらこんなよいことはないと私は思います。