TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

地元波志江沼周辺を散歩する

2010-12-31 19:13:38 | 地域文化・地域資源

2010年の終わりに、地元波志江沼周辺を散歩しました。

 下の写真は、はしえぬまふれあい橋からの沼の様子です。

沼周辺は散歩道になっています。いつもは多くの散歩者と会うのですが、今日は一人も合いませんでした。さすがに大みそかで散歩するような人はいないのでしょうか。下の写真は沼と赤城山です。この風景が私はとても好きです。

 それから、一面真っ白な浅間山も遠くに見えました、

波志江沼は、鎌倉時代、この地に7つの湧水の井戸があり、水田のためにせきとめて沼を造った、灌漑ようのため池だという言われがあります。以下のような説明文も整備されています。

 沼の北東と、南には公園ができていますが、観覧車計画がとん挫して人が訪れるのは、25日までのイルミネーション装飾していた時ぐらいです。

それから散歩していて、綿の木を見つけました。散歩していると、地元のことで多くの発見があります。


勝てる国、ニッポン-週刊朝日2011.1.7.14新年合併号から-

2010-12-30 21:27:24 | 経営全般

 今販売されている週刊朝日は、「勝てる国ニッポン」という記事を掲載しています。

内容は、2011年は勝負の年という内容で、以下のことが書かれています。引用です。

どうせ日本はもうダメだから・・・・・師走の寒空の下、ついついそんな悲観論に襲われる御仁も多いのではないか。「政治の体たらく」「デフレ」「就職難」「中国脅威論」・・・・・日本を取り巻く状況は、マイナス要因ばかり。しかし、である。実は、いまも日本は世界が羨む「勝ち組国家」である。そのことを再認識しようではないか。ということで特集が組まれています。

その1:日本経済、実はこんなに強い。                                                                 その2:海外セレブも絶賛する「よいくらし」                                                            その3:ミシュランも認めた至高の美食国                                                           その4:世界に冠たるニッポンのエロ                                                              その5:やっぱり日本は金満国家だった                                                            その6:ジャパンデザインが世界を席巻                                                            その7:やっぱり強い工業技術大国

 確かにある一面では以上のことが言えるかもしれませんが、日本国は下り坂にあるのは事実ではないでしょうか。確かに今は、「勝ち組国家」ですが、将来の不安感ということでは「負け組国家」ではないでしょうか。

                                                                         

 

 

 

 


「国定忠次伝(山田桂三著)」を読む

2010-12-29 20:35:52 | 地域文化・地域資源

 地元伊勢崎市立図書館で借りた群馬大学教授でした山田桂三氏の書いた「国定忠次伝」を読んでいます。

国定忠次の書物については、伊勢崎市境町の郷土史家、しの木弘明氏の書物を既に読んでいるのですが、しの木氏は、国定忠次については、講談、映画などで描かれているのは、虚像で、実像はならず者であったと記述しています。

一方、山田氏は、任侠国定忠次とは言わなくても、天保の飢饉時の農民を救ったということは疑わしいが、窮民に博打で得たあぶく銭を、与えたことがあったのではないかと記述しています。

そして、施しを受けた者が、その行く先々で、そうした噂を流し、他の博徒たちの施しを期待したのではないかと記述しています。きっぷよく男を売る商売である博徒にとって、このような評判はけっして損ではなかったからです。

 博徒でありますが、国定忠次の書物を読むと、江戸時代の末期の郷土の風景が見えるのでおもしろいです。私は、伊勢崎市の地図を見ながら、本に出てくる地名を確認して読んでいますが、そうすると忠次に時代に生きていた人々がほんとうに身近に感じられます。

 

 


県央小売商戦ますます激化-地元上毛新聞から-

2010-12-27 21:02:26 | 地域産業

 今日の地元新聞上毛新聞に、県央(中毛)地区の大型SCの集中出店で、小売業が激化していることがしていることが記載されています。

 伊勢崎西部モール、イオンモール高崎、けやきウオーク前橋、スマーク、クロスガーデン前橋、そして12月にオープンしたベイシア・パワーモール前橋みなみがひしめいています。

 さて、12月にオープンしたベイシアスーパーセンターはまだ第1期ですが、けやきウオークもその影響をうけています。今後は、コストコが開店が予想されます。一層の競争激化が予想されます。一方、前橋駅前のイトーヨーカ堂は閉店したままです。

 消費低迷の今、大型SCの集中出店は、まさに小売業同士の消耗戦となっています。消費者志向の核は低価格志向です。牛丼戦争のように、企業にとっては厳しい時代がまだまだ続きそうです。

下の写真は、ベイシア南モールの様子です。


「国定忠治逸伝(しの木弘明)」を読む

2010-12-26 22:07:29 | 地域文化・地域資源

 地元伊勢崎市出身の郷土史家しの木弘明氏の「国定忠治逸伝」を読んでいます。

 この本では、国定忠治は悪人であると歴史的文献の実証から記述しています。地元伊勢崎市では、国定忠治で街おこしを企画していた時期もありましたが、無宿人を街おこしにはふさわしくないだろうということで、いつのまにか立消えになりました。

 この、しの木氏の書物を読むと、もっともだと思います。近世、伊勢崎市周辺には、国定忠治を始めとして多くの無宿人が出現しています。地域性があるのでしょう。なぜ、無宿人が多く出現したのかを調べてみたいものです。


雪が積もる赤城山の風景

2010-12-25 19:50:19 | 地域文化・地域資源

 この冬一番の寒さとなった今日は、赤城山に雪が積もっている風景が見られました。その風景がすばらしく思わず写真に撮りました。

 

そして、波志江沼から見える赤城山を見たくて、地元波志江沼に行ってみました。

 今、この波志江沼では、イルミネーションを行っています。昼間ですので、LED装飾がみられました。

下の写真は、地元伊勢崎の時報鐘桜を模したイルミネーションです。聞くところによると、地元企業のアッセンブリー・グローリーが骨組みを無償で作製してくれたそうです。

夜になると下の写真のような、イルミネーションになります。

 

 

 


長妻昭前厚生労働大臣の告白-日経ビジネス2010.12.20.27合併号から-

2010-12-24 21:02:14 | 経営全般

 日経ビジネスの時事深層に、長妻昭前厚生労働大臣の大臣時代のインタビュー記事が掲載されています。

 日経ビジネス調査で「期待度1位の閣僚」だった長妻昭前厚生労働大臣は、政権発足1年後の調査では、鳩山前首相に続き「期待を裏切った閣僚」に上げられました。

 インタビューでは、長妻氏が力を注いだのは、役所文化を変えるための天下りや無駄遣いの削減への取り組みだったということです。そして、最もも省内の抵抗が強かったのは天下り削減だっ語っています。省の幹部からは、「厳しすぎる」「将来に不安を抱えることで、いい学生が採用できなくなる」といった批判が相次いだとのことです。

 結果として、厚生労働省職員に対する今年6月の意識調査では、大臣、副大臣、政務官の政務3役の指示に「納得している」と回答した職員はわずか1%となりました。結果を公表した若手職員は「職員とリーダーの信頼関係が構築されていない」と指摘しました。

 そして、官僚と対峙し、天下りポスト削減などを推し進める長妻氏への不満を仙谷官房長官らに直訴する厚生労働幹部やOBが相次ぎ、9月の菅改造内閣では長妻氏は厚生労働大臣を更迭されました。

天下り根絶等をマニュフェストに掲げ、なにもしない民主党には国民は不信感1,000%ですが、長妻氏のように、小手先の厚生労働省内の人事評価基準の変更で「天下り」が改善するものではないのです(廃止すべき天下り団体を守り、予算を無駄に使いきる官僚の評価がアップする従来の仕組みを変える人事評価基準)。

 要は、明治維新からの面々と形成されてきた官僚制度をどのように変革していくかという根本的な改革が必要なのです。その視点が長妻氏には欠けていて、小手先の指示では、職員が動かないのも当たり前なのではないでしょうか。


地元伊勢崎市の商店街が「100円ショップ」を実施

2010-12-23 17:44:51 | 地域文化・地域資源

 地元伊勢崎市の3商店街が、1月11日の初市に合わせて「第2回いせさき百円商店街」を実施します。

 商店街は、本町百店会、いせさき一番街協同組合、西町通り商店会の3商店です。3つの商店街全体を大きな100円ショップに見たて、目玉商品で客を呼び込み、商店街の活性化につなげます。商品は、コロッケ、パン、そば、眼鏡ケース、帽子などが用意されます。

 さて、この企画は去年も実施されています。私は去年の様子を見たのですが、商品数が少なく、店頭でワゴンセールを行っているという感じでした。この企画で、店魅力を再発見してもらおうということだそうですが、ちょっとずれているという印象です。の10年前にこの地域に商店街の活性化支援に関わっていた時のことを考えると、実施する事業も小規模なものになっています。

 伊勢崎市の街の活性化に貢献しているのは、「燈華会の開催」、「いせさき明治館の現在地への移設実施」など商売に関わらない市民によるものが中心になっています。今回の企画を知って、商店街は、少し時代感覚にずれてしまっているのではと私は感じました。

 


ドラマ「フリーター、家を買う」が終了する

2010-12-22 20:56:51 | キャリアデザイン

 今、人気絶頂のグループ「嵐」の二宮和也の主演ドラマであるドラマ「フリーター、家を買う」が21日で終了しました。

 二宮和也が演じる「武誠司」が大学卒業後、3カ月で入社した会社を辞めていまします。就職先を探しているうちに、母がうつ病になり、母のために家を建てるために、フリーターとして土建会社に働き、自立した大人になっていく姿、そして家族の再生のドラマとなっています。

 主人公は、正に就職してもすぐに会社をやめてしまう「現代の若者」そのものです。会社を辞める理由は、自分を生かせる職場でないからということです。

 私は、最近、心理学者「フランクル」の書物を読んでいます。ユダヤ人収容所の経験を書いた「夜と霧」の著者です。その中で、就職してもすぐにやめてしまう若者に贈りたい言葉があります。

「考え過ぎるな、動け。考え過ぎるな、夢中で取り組め。考え過ぎるな、前に進め」という言葉です。納得しませんか。


地元の「伊勢崎史話」を読んでいます

2010-12-21 20:21:01 | 地域文化・地域資源

 地元群馬県立図書館から、「伊勢崎史話」という書物を借りて読んでいます。

 この書物は、昭和33年3月創刊の伊勢崎史談会の機関誌です。この機関誌に投稿している方の名前を記載します。渡辺敦、吉沢惟雄、黒沢哲、井上定幸、橋田友治、峰岸純夫の方々です。

 昭和33年ですから、今から50年前です。これらの方は、伊勢崎の郷土史に足跡を残している方々です。これらの方の記載したものはその後、書物になったものが多いのですが、機関誌に記載している内容は、そのころの研究のビビッドさを伝えるものとして、読んでいてわくわくするものです。


イトーヨーカ堂、半分の店をリストラへ-日経ビジネス2010.12.20.27から-

2010-12-20 21:00:39 | 経営全般

 今週号の日経ビジネスに、かつての小売業の雄、イトーヨーカ堂の大規模な店舗リストラの記事が載っています。

 セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂が、大規模な店舗リストラに乗り出します。国内174店の半分程度を閉店・縮小する可能性もあります。不振の衣料品は撤退してフロアを返還するか、専門店に明け渡します。

 すでに店舗のオーナーに対して、下交渉が進んでおり、「食品フロアが続けるが、衣料品や生活用品の売り場はお返ししたい、別のテナントを探してもらえないか」と話しているそうです。

 つるべ落としの売上減少に対して、ディスカウント店「プライス」や「セブンホームセンター」などの業態転換を実施してきましたが、すべて失敗でした。

 あらゆる業態を作り出す試行錯誤が行き詰まり、イトーヨーカ堂はついに閉店、そして伝統ある衣料売り場の撤退に踏み切ろうとしています。確かに、地元伊勢崎市のイトーヨーカ堂にきのう行きましたが、その沈滞ぶりに驚きました。売り場に活気が感じられないのです。

 ダイエー、マイカルの破たんで始まった「綜合スーパー最終章」がまじかに迫っている感じです。

 

 


地元「広報いせさき」に高校生が撮ったいせさきが掲載される

2010-12-19 19:48:51 | 地域文化・地域資源

 地元伊勢崎市の広報誌(平成22年12月16日号)に、高校生が撮ったいせさきが掲載されています。

これは、市内の写真部の生徒が、思い思いの場所で、自由に伊勢崎市を撮ったということです。「学」「空」「華」「時」という4テーマで撮影しています。

まず、「学」 校舎屋上からの風景、友だちの後ろ姿と街かど、教室が写っています。「空」旧時報鐘桜、赤城山の風景、広瀬川サイクリングロード、赤城山、市民の森、が写っています。

「華」 華蔵寺公園のひまわり、燈華会、コスモス畑、いせさきまつりが写っています。 「時」 いせさき明治館、連取のマツ、マンホール、いかパン、サッちゃんちが写っています。

 高校生が自由に撮ったということですが、伊勢崎市のシンボルがまんべんなく入っています。出来すぎという気もしますが、それぞれいい写真です。このように、若い人に地域資源に興味を持ってもらう企画はどんどん実施してもらいたいものです。 


地元伊勢崎市境町の町並みあるきに参加しました

2010-12-18 20:11:16 | 地域文化・地域資源

 地元伊勢崎市境町で実施された、「境町の町並みあるきに参加しました。

 この企画は、9月に境町に誕生した「地域いきいきアイ」が実施したものです。町の地域資源の講師を、建築士の栗原昭矩さんと、郷土史家の斉藤進一さんが行っていただきました。解説していただくと、本当になにげなく見ていた建物や道の歴史がわかり感慨深いものです。私は、地域経済振興で、平成16年から18年まで、よく境町に行っていたので、また新たな感慨を受けました。

 下の写真はこの町並みあるきのスタート地点である、通称赤レンガ倉庫です。東武鉄道境町駅近くにあり、繭の保管倉庫でした。たいへん趣のある建物です。桐生市の有隣館のようにイベント実施場所として利用できればと思いますが、耐震工事がそのためには必要です。市が保有管理しています。 

 下の写真は、買場跡(旧共有境市場)です。糸繭商人に店を賃貸していた場で、そのころの面影を残した建物が残っています。

下の写真は、土蔵造りの建物です。土蔵造りは、火事対策の建物だったそうです。

 

下の写真は、鉄筋造りでなく、内部は木造造りの建物です。このようなしゃれた工夫した建物が多いのが境町の特徴です。

下の写真は、蔵造りが3軒ならぶ景観として魅力なスポットです。

この3軒のうち一軒には、うだつ(卯建)の上がる家です。

 境町は、多くの魅力的な地域資源の残る町です。

 

 

 


2010年ヒット商品ランキング-日経ビジネス2010.12.20.27合併号-

2010-12-17 23:07:08 | 経営全般

 今週号の日経ビジネスには、「2010年ヒット商品ランキング」が記載されています。

この調査は、2010年11月4~8日、日経BPコンサルティングが保有するインターネット調査システム「ADIA」を利用して、20代から50代の男女を対象に実施した結果です。

 結果は以下のとおりです。

①twitter、②ipad、③食べるラー油、④ハイボール、⑤米グーグルのOS「アンドロイド」搭載スマートフォン、⑥アルコール、カロリー、糖質ゼロのビール風味飲料、⑦新型ハイブリッド車「プリウス」、「フィトHV」、⑧ゲゲゲの女房、⑨3Dテレビ、⑩AKB48、⑪GOPAN「ゴパン」、⑫2010FIFAワールドカップ、⑬東京スカイツリー、⑭値下げ牛丼、⑮龍馬伝、⑯池上彰氏のテレビ番組や書籍、⑰3D映画「アバター」、⑱プレミアムロールケーキ、⑲ゼロ系炭酸飲料、⑳コンパクト洗剤「アタックneo」「トップNANOX」

 今回の調査で判明したのは、消費者の財布を開くためには話題性に加え、手頃感や満足感などが必要なことです。

 上のランキングで、私に関係のあるのは、③食べるラー油-妻が好きです。⑥アルコール、カロリー、糖質ゼロのビール風味飲料、-子供が好きです。⑧ゲゲゲの女房-妻が見ていました。子供が向井理のファンです。⑭値下げ牛丼-私がよく食べています。

 ということで、つつましい家庭が浮かび上がるヒット商品ランキングとなりました。