つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信593号 参加者とつくるサマー・カレッジ

2015年01月12日 | 抱っこ通信
早くもツアーが始まっています。1月10~11日は全国サマー・カレッジ実行委員会代表者会議。
代表者会議は、毎年、この時期に、その年のサマー・カレッジをどう進めるかを話し合ってきました。

夏、全国13会場で開かれている実技研修会のサマー・カレッジ。
すべてのサマー・カレッジが学ぶ主体である参加者(保育士・教員等)が実行委員会をつくって運営しています。
つながりあそび・うた研究所と実行委員会が対等・平等の立場でサマー・カレッジを進めていけたらと考えていましたが、
その理想に近づくにはいろいろな問題がありました。

「つながりあそび・うた研究所の三人の講師の思いを・・・広げる」、
ということが実行委員会の出発点であったように思うし、
そこから脱することがなかなかできないことと、
それ以上に、研究所の三人の方も「それでよし」とする甘いというか、
つながりあそび・うた研究所としてのプロ、
として自覚が足りなかったと反省しています。この辺りの考え方は三人三様なんですが・・。

ここ数年、会場によって違いますが、参加者が以前のようにトータルで3500人はおろか、
3000人を割っている参加者数です。
この参加者減少傾向の現実の前で、
現場で子どもたちの笑顔を守り、仲間たちの保育、教育の喜びを生み出すだすサマカレをつくるために、
参加費やプログラムまでにも突っ込んで代表者会議で話されました。

あまり他では聞いたことがない、講師の側からの謝礼の減額など、
お金も絡んでくるシビアな話もあり、
また、自分の思いだけでなく、同じ働く仲間の思いまでを思いめぐらしながら、
参加者の期待に応えようとする実行委員会の奮闘ぶりや苦労も吐露されました。

プログラムに関しても、新たな提案に対し、参加者の感想を基に、
実行委員会側からの意見も多々あり、早急に詰めなければならないことが明らかになりました。
掛け声だけでない実行委員会とつながりあそび・うた研究所が一緒につくるサマカレの一歩が踏み出されたのかなと思います。

参加者が減っているのは事実だけど、若い仲間が増えていることも事実であり、希望を持っています。
2015年は山梨会場が一日サマー・カレッジとして、すでに実行委員会も開かれ復活します。
ですから、まったく悲観なんかはしていません。むしろ、やるぞ!という意欲の方が増してきます。
なによりも実行委員という力強い仲間たちがいるからね。

つながりあそび・うた研究所のプロとして、
つながりあそび・うたを創造し、広めるプロとして、
つながりの楽しさや大切さを広めるプロとして、
保育応援団のプロとして、
自分への責任、仲間への責任、子どもへの責任、未来・歴史への責任を重さをひしひしと感じ、考えさせられた代表者会議でした。

自分がいつまでつづけられるかわかりませんが、
ライフワークだし、その時までは楽しもうかなと思っています。

こんな「つながりの旗」の下で一緒に活動・運動しようとする若い仲間がいたら嬉しいな。
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