つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

生まれてきた

2022年04月03日 | 抱っこ通信
本日(3日)、Youtube二本松はじめつながりソングチャンネルにアップしました。
『生まれてきた』
戦争反対! ロシアはウクライナから今すぐ撤退を!
 先々月、ロシア軍がウクライナに侵略をはじめたその翌週からつながりソングは「戦争反対! ロシアはウクライナから撤退を」を願って毎週歌ってきましたが、すぐに歌いたい、と思っていた曲が『生まれてきた』なんです。
 戦争のニュースの中で頭から離れないのが、特に子どもたちのことです。産着でもなく、毛布でもなく、親さんや看護婦さんたちが選んだ、おそらくその場に残っていた一番あたたかいものに包まれていただろう赤ちゃん。そしてそのあぁちゃんの遺体を抱く焦点のない親の姿。連日、そのようなニュースを見せられて、また、見るうちに、なんとなく鬱状態になってしまうような気がして怖いです。
 私はつながりあそび・うたの活動の中で、仲間たちと共に「子どもたちは幸せになるために、そして人を幸せにするために生まれてきます。」とつながりあそびを楽しみながら伝えてきました、広げてきました。そんな活動の中で出会った、大阪の保育のうたごえサークル”なのはな“の仲間たちが書いてくれた詩に、曲をつけて、彼女たちの15周年記念に贈った曲です。
 実際は、“なのはな”の仲間たちには採用されなかった曲なんです。15回記念ということで、創作曲をつくろうということなって、“なのはな”の仲間たちが詩を送ってくれました。いわゆる歌詞ではなく、保育士としての思いが綴られた詩でした。正直難しかったです。試行錯誤して、時間もかかり、毎年開いてくれていたスプリングカレッジの間際に完成しました。私としては、その時は完成したと思ったのですが、ちゃんと譜面にかけていなかったのでしょうね、譜面を読んだだけでは歌えなかったのでしょうね。曲調も合唱曲ではなくギターで弾き語りのフォーク調でした。ということで残念ながら、その時はボツ。
 でも、素敵な詩だったので、そのままにしておくのはもったいなくて、その後も創作した曲を取り出しては、少しずつ詞もメロディも手直し、手直しして、やっと、日の目を見ることになったのです。曲調は私がうたいますのでそのままのフォーク調、詞も原詩を大切にしながら、どこにでもある易しい言葉に変え、つくり直しました。コンサートではまだ未発表ですが、自主制作CD『笑って笑って笑って』の中に収録しました。  
生まれてきた
   原詩・なのはな  作詞・作曲 二本松はじめ
1.この子らは幸せに 幸せになるため 
  だれからも愛されるために 生まれてきた
  この子らは笑うために 笑いあうために
  いのちを輝かすために 生まれてきた
  疑うこと恐れること 知らない
  ほっこりにっこり やわらか瞳
  この子らはみんなを幸せにするため
  いのちを輝かすために 生まれてきた
2.この子らはあそぶために あそびまわるため
  だれからも愛されるために 生まれてきた
  この子らは美しさやさしさ 学ぶため
  いのちをうたうために 生まれてきた
  振り返ること とどまること 知らない
  今日を明日を 見つめる瞳
  この子らはみんなを人らしくするため 
  いのちをうたうため 生まれてきた
  るるるる・・・らららら・・・
  この子らの笑顔を 消さないで
  この子らいのちを 奪わないで
  この子らは幸せに 幸せになるため
  いのちを愛するために 生まれてきた

 
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