つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信813号 ただいま

2017年08月01日 | 抱っこ通信
8月に入りました。
超久しぶりの抱っこ通信です。
前号は6月20日付で、「休む前にあなたへ伝言」ということで、「自由」について書きました。読んでいただけたでしょうか。

6月22日に甲状腺癌の手術をしました。癌はすでにステージ4まで進行していました。
2月ごろから声が出づらくなって、3月に病院に行って初めて癌とわかりました。
数年前からというか、もう20年も前から自覚していたしこりが大きくなっていたのですね。
なんだかんだで21日入院、22日手術ということを決めました。

手術をするからには病院と医師にすべて信頼するしかありません。
自分のやれることは医師や看護師さんから言われたことを守るだけです。

甲状腺癌の手術は6~7時間が普通だそうですが、私の場合は12時間かかってしまいました。
大変でした。と言っても私は寝ているだけでしたが。
事前の話し合いでの中で、仕事、活動柄、声帯と大きな声を出したり、高い声を出す声を出すので、それらに関連した神経、筋肉等については細心の注意をしてくれるということで、きっと丁寧に手術をしてくれたのだと思います。気管切開は止むをえない処置だったのでしょう。

入院から1週間は点滴から管で直接胃に送る経管栄養に変わり、2週間目から、三分粥、五分粥、全粥となって、普通食が食べられるようになったら退院です。ちょうど2週間で退院できました。入院後半は普通の生活はできていましたからね。

入院中は新聞2紙と文庫本を読むこととラジオとテレビの生活で、時々、病院内探索。何も考えずもっぱら静養です。
退院しても22時就寝、5時起床の生活を守っていますよ。

気管切開していますから、抜糸を終えてから普通のおしゃべりがOKになり、新聞記事を音読したりしていますが、やはり、人とのおしゃべりが一番です。
東京サマカレで仲間たちとおしゃべりしたりする中で、朝より夕方、あそびのリードの前より後の方が声は出やすくなりました。
きっと聞いてくれる人たちにもだんだん聞きやすくなっていったと思います。まだまだだけどね。
そろそろギター伴奏で歌の練習もしたいと考えています。古希コンサートには間に合いそうです。

入院中にもいろいろな発見がありました。
最大の喜びは、からだ中につながっているいろいろな管(チューブ)が一日ごとに外れていくのです。
そのたびに動ける範囲が広がってきて、からだだけでなく心も「自由」になっていくことでした。
少しずつ人間らしくなっていく気がしました。
とても貴重な体験で、「自由」について再確認しました。

福井サマカレで復帰予定が1週間遅れてしまいましたが、東京サマカレもつながりあそび・うた研究所のユズリン、まっちゃん、大吉つぁん、そして実行委員のつながり楽集会関東の仲間たちと参加してくれた仲間たちに支えながら、ちょっぴり自分の役割を担うことができました。
自分って、人間って「ひとりじゃないさ」を実感しました。
また、病後の回復にも自信をもつことも少しできました。ほんとうに感謝です。


多くの仲間たちにご心配をおかけしました。お見舞いのメール、フェースブックもありがとうです。
入院中は声が出なかったので電話は失礼させていただきました。申し訳ございません。

今週末は合研、そして、埼玉と山梨でサマカレ、9月3日大阪で、9月9日東京での古希コンサートに続きます。さ、楽しもう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 抱っこ通信812号 休む前... | トップ | 抱っこ通信814号 おかえり... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

抱っこ通信」カテゴリの最新記事