つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

憲法9条

2022年05月31日 | 抱っこ通信
本日(31日)、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネル、つながりソングチャンネルにアップしました。
『憲法9条』
戦争反対!ストップ戦争!ロシアはウクライナから即時撤退を!
憲法改悪反対!
 ロシアのウクライナ侵略に乗じて、軍事予算増・軍備増強、敵基地攻撃保有、核共有など、武力には武力とする安全保障の大きな狙いである憲法9条憲法改悪の声が自公与党はもちろん、維新の会などからも声高に叫ばれています。
 時代を後戻りさせるのですか。進行形でもありますが、人類の到達点でもある先の戦争の反省と教訓、そして人としての悲しみ、慈しみから生まれ、子どもたちに手渡す未来、理想を、人のあり方、暮らしのあり方を語る憲法の改悪を許してはいけません。 もし、憲法改悪を許してしまったら子どもたちにどうやって説明したらよいのでしょうか。そうなっては悲しいから、今一度憲法を力にした行動が求められています。私のできることは歌う(打ったウこと、打ち合うこと)だけですが・・・。
ということで、改めて九条に書いてることを忘れないために歌いました。
 実は『憲法9条』はすでに歌っています。2005年2月20日に開かれた東久留米九条の会結成のつどいにです。そのことを翌日の抱っこ通信61号に書きましたので、再掲します。やたら長い文章です。すみません。なお、今回メロディを変えました。自分が歌いやすようにです。すみません。
抱っこ通信61号 戦争絶対いやだから みんなで東久留米「9条の会」をつくる集い
 12日から九州ツアーの前半が終わり18日に帰京し、19日には壬生町、20日は、とんだ勘違いで有意義な仕事、というより一市民として、一国民としての、この国の主権者としての責任をまずは果たせたかな?という東久留米九条の会でした。
~中略~
【一人ひとりができることをいますぐ】
 というわけで空いてしまった20日なんですが、この日の東久留米で「九条の会」をたちあげようという集いがありました。一応、私も呼びかけ人の一人に名前を連ねていますので、名前だけではという思いもあるし、「九条の会」アピールの中にも、「一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます」とあるので、自分に当日できることはというので、音響設備は一応予備が残っているので「音響を担当させてくだい」と事務局長に電話。ついでに九条に曲をつけているので、みんなで覚えてもらえればと申し入れました。当日は、もちろんつよぽんもねずみばあさんも一緒です。
 東久留米で「九条の会」の呼びかけ人の一人は古田足日さん。そうです、あの「お
しいいれのぼうけん」の作者です。何回かお仕事で一緒させてもらっていますが、今回、呼びかけ人を代表して古田足日さんが挨拶しました。被爆した子どもたちの話や自らの皇国の子どもだったことの反省を話された後、「僕たち一人ひとりが歴史の動かす、歴史をつくる場に立ち会おうとしている。その時、どういうふうにぼくたちがどう動くか、孫子に向かって、そしてあの時東久留米九条の会でこうことをやったんだよと、堂々と胸を張って悔いのない生き方をしたと言えるようにこの会に参加しました」という内容でした。
 続いて、全国「九条の会」事務局長の小森陽一さんの講演がありました。「どのニュースが国民にとって大事なのかを知らせることも運動によって変わってきている」「会場に予想以上の参加者が集まっても大成功と思わないでください。国民投票のときにの有権者の過半数の人たちが九条を変えないで、戦争をする国にならない、軍隊を持つ国にならないという投票をしてくれるまでが私たちの運動です」。その後、日本国憲法のすぐれた条文と大事な点(特に98条に関することが印象的でした。「第98条 この憲法は、国の最高法規であって、この条規に反する法律、命令、諸勅及び国務に関するその他の行為の全部または一部はその効力を有しない。日本国が締結いた条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」と規定され、「私たち国民が守らされる法律が、私たちの基本的人権を無視していないか、正当なものかどうか、私たちが守る諸法規に、チェックをかける、主権者の権利を侵さないようにするための最高法規が憲法という最高法規です。一人ひとりが国家に守らせる最高法規が憲法であり、国家がしてはいけないことが規定されているのが憲法です。国家が一番のしてはいけない規定が第九条の戦争放棄です。そのことは憲法前文にもはっきり書かれています。『政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。』私たちが主権者であるための前提が政府の行為によって戦争が起こらないようにするという憲法九条なのです。それは主権が政府や国家にあるのではなく、一人ひとりの国民にあるということ。)と、いまなぜ憲法改正の動きが出てきているのか、自民党など改憲側の狙い
とアメリカの狙いが具体的な事実をもとに話され、そういう状況の中で、日本国憲法があるからこそ、日本の平和だけでなく、国際的にも平和を維持するのに大きな役割を果たしていることが話されました。(詳しくは、九条の会のホームページ《http://www.9-jo.jp/》に資料があります)
 もっともっと憲法を学習しなければならないと思いました。もっともっと憲法をみんなに知ってもらわなければならないなと思いました。前日の19日の壬生町保育園保護者会連合会の親子コンサートの時にも「第九条」をうたいました。最近の子育て講演会でも、いまこそ憲法を第九条をみんなでおしゃべりしましょう、いろいろな立場、考え方があってもそれは当然であり、自由です。だからこそ、話し合いましょう、おしゃべりしましょうと提案してきています。そのためにも具体的な話を、興味を持つ話をできるようにもっと学習しなければならないと痛感しました。
最後に一人語り役者でもあり朗読の会の指導者でもある楯岡真弓さんのリードにより、参加者全員で九条を朗読し、その後、私が創作した「第九条」をみんなで歌ってもらいました。三回繰り返すうちに、しだいにうたごえが力強く聞こえてきたのは私だけではなかったと思いました。
 参加者は予想を超える500名以上が集まりました。「音響助かった」「音響よかった。もりあがった」「九条のうた、なかなか渋い曲でよかった」「アピールのうたも聞きたかった」などと片づけをしている私のところに話しかけてくれる人がいて嬉しかったです。小森さんの話にもあったようにこれからがスタートです。東久留米市民《国民》の過半数が「戦争のする国にはしない」「軍隊を持つ国にしない」と憲法を守る、九条を守る確信を持って投票できるようになるまで運動が続きます。いつでも、いま私にできることはなにかを考えながら東久留米の一市民として、「東久留米九条の会」の一人としてやらなければね。なかなか東久留米にいない私ですが・・・。
 
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