つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

ほんの少しだけ~子どもたちと育ちあうあなたへ~

2022年05月04日 | 抱っこ通信
本日(4日)、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネルと二本松はじめつながりソングチャンネルにアップしました。
『ほんの少しだけ~子どもたちと育ちあうあなたへ~』
今日のつながりあそび・うた『ほんの少しだけ~子どもたちと育ちあうあなたへ~』
 自分で勝手つけた「憲法記念日特集」の第2弾です。つながりの仲間たちが私の還暦を祝って、北千住駅上の1010ホールでコンサートを開いてくれました。その時の御礼の気持ちでCD 『君からもらった宝物』を自主制作。その中に、若い仲間たちへメッセージソングとして収録したのが『ほんの少しだけ』です。
 どの時代でも親たちは、自分たちの時代よりもほんの少しだけ幸せになってほしいと願がいながら子どもたちを育てていたんですよね。それはこの地球が生まれてからの「いのちの営み」だったんですよね。私たちの親たちは、あの戦争を体験した世代はそういう意味でも、私たちにほんの少しだけ幸せになってほしいと憲法を生み育てて、私たちに手渡してくれたんですね。特別なものではなく、いのちの営みとして、私たちにほんの幸せになってほしいと願ってですね。
 ですから私たちも子どもたちへ、私たちの時代よりもほんの少しだけ幸せになってほしいから、憲法を、憲法九条を守り、手渡し、共に生かしていきただけですね。そんな思いで創作し、歌ってきました。歌ってきましたと言っても2度だけです。初演は、2007年8月の第40回記念全国合研東京大会でのコンサート。2回目は同9月の還暦コンサートだけです。その頃はつながりあそびのピカリンの活動が求められていたのですね。

~子どもたちと育ちあうあなたへ~
   ほんの少しだけ
       作詞・作曲 二本松はじめ
父や母は 私のことを 父や母の時代よりも
少しだけ ほんの少しだけ 幸せになってほしいと
休むことなく 一生懸命 働き育ててくれた

おはようと 家族みんなが 顔を合わせられる喜びを
白いごはんを おなかいっぱいに 食べられる喜びを
夢を見ながら  ゆっくりと 眠ることの喜びを

  あらためて大声で 叫ぶことではなく
  いのちが この地球に 生まれたその時から
  親たちがずっと願って 願ってきたことです

私は歩き続けた 時には駆けだしたりしながら
少しだけ ほんの少しだけ 幸せになってゆこうと
待ってくれる 仲間たちの 笑顔に励まされながら

私が 私であるために 歩き続けてきたのです
空回りも 行き違いも きっとあっただろうけど
あなたのためにも 明日のためにも つながることを信じて 
  
  あらためて大声で 叫ぶことではなく
  いのちが この地球に 生まれたその時から
  親たちがずっと願って 願ってきたことです

そんな私から あなたにひとつ お願いがあります
少しだけ ほんの少しだけ 幸せになってほしいからです
いのちを授かったものとして いのちを受け継いだものとして
願い続けてきたことです ほんの少しだけ 幸せになってほしいからです

戦争をしない子どもを育てることです
戦争を許さない子どもを育てることです
平和を広げる子どもを育てることです。

  あらためて大声で 叫ぶことではなく
  いのちが この地球に生まれたその時から
  親たちがずっと願って 願ってきたことです

いま あなたのためにも 子どもたちのためにも 未来のためにも
少しだけ ほんの少しだけ 幸せになってほしいから
憲法九条を 一緒に考えてほしいのです

父や母は私たちを 父や母の時代よりも
少しだけ ほんの少しだけ 幸せになってほしいと
憲法九条を生み育てて 手渡してくれたのだから

日本国憲法 第九条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 

私たちも あなたのことを 私たちの時代よりも
少しだけ ほんの少しだけ 幸せになってほしいから
自由をからだいっぱいに 生きてほしいのです

数え切れない愛をありがとう たくさんの迷惑 ごめんね
少しだけ ほんの少しだけ 幸せになってゆこうね
大好きなあなたと 大好きな仲間たちと

少しだけ ほんの少しだけ
少しだけ ほんの少しだけ

 
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あなた(父母から聞いていた時代に戻さないために)

2022年05月04日 | 抱っこ通信
本日(4日)、Youtube二本松はじめつながりあそび、二本松はじめつながりソングにアップしました。
『あなた(父母から聞いていた時代に戻さないために)』
今日のつながりあそび・うた『あなた(父母から聞いていた時代に戻さないために)』 自主制作・発行CD『笑う門には福来る』の音源で4回目の投稿です。
 昨日は75回目の憲法記念日の遅い時間での投稿です。私自身は、1947年生まれで憲法と同い年ですから、今回のようなテーマの曲を歌い続けることは、子どもたちや子どもたちと育ちあう仲間たちの笑顔を守るためにも、輝かすためにも、また、自分が生きていても良いという証なのかなとも思えます。ありがたいことです。嬉しいことです。
 前も書きましたが、戦争を体験していないということは、とても幸せであり、大事なことです。地球上のすべての子どもたちに、戦争を体験させてはいけないのです。また、地球上のあらゆる戦争、戦争状態を止めさせ、戦下の子どもたちが、子どもらしい、人間らしい暮らしができるようにしなくてはと思うのです。きっと誰でもが願っていることだと思います。平和を守る、つくりだすのは、誰かに与えられるのではなく、私たちの闘いにあるのです。そのひとつが憲法改悪を許さないことはもちろんのこと、憲法を暮らしの隅々に生かすことです。その署名活動を広げていきましょう。
 私が言い続けている、九条の子ども「戦争をしない子ども、戦争を許さない子ども、平和を守り広げる子ども」は、そのたたかいの主人公になれる子どもなんです。九条の子どもを生み、育て、守ることです。だからこそ、いま、うたわなければと思っています。
あなた~父母から聞いていた時代に戻さないために~
        作詞・作曲 二本松はじめ
1.瞼をギュッと閉じると 花火の雨が見えてきた
  母から何度も聞いていた 焼夷弾の嵐  
  たちまち町は火の海 川が燃え 橋が燃え
  家が燃え 人が燃えた 地獄を見ていた
    火の海から生まれたあなた 焼け跡から生まれたあなた
    安心して眠りないさいと 母のように語りかける
2.瞼をギュッと閉じると 無言の列が見えてきた 
  父から何度も聞いていた 兵士という人形
  土足のまま踏み躙り 理由(わけ)も知らず人を殺し
  軍隊という名の狂気 地獄を見ていた
    人形から生まれたあなた 人に返って生まれたあなた
    人間らしく歩きなさいと 父のように語りかける
3.瞼をぎゅっと閉じると 再び軍靴が聞こえてきた
  父母から何度も聞いていた 耳を澄ませなさいと
  戦争は誰も知らぬまに 静かに始まっていると
  秘密の秘密ごく秘密 目を口を開きなさい
    自由願って生まれたあなた 平和願って生まれたあなた
    再び戦争をしないと誓った あなたは語りかける
  父と母が聞かせてくれた 遠い日に目をやり
  戦争だけはいけないと 戦争だけはいけないと
    人は幸せになるため 人を幸せにするため
    生まれてきたのだから 憲法を生かそう
  人は幸せになるため 人を幸せにするため
  生まれてきたのだから 憲法を生かそう
  憲法を生かそう 憲法を生かそう
 
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