つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1206号 先週の二つとも新曲だった

2021年10月17日 | 抱っこ通信
 土曜日につながりソングの収録をした関係で、譜面のアップが1日、遅れてしまいました。昨日の午前中は、新曲『子どもの未来は』の歌詞の推敲やら譜面書きやら収録やら東久留米反核市民実行委員会の復刊した機関紙の原稿書きなど、いろいろあり、抱っこ通信まで手が回らなかったのです。とかなんとか言っても、週末の抱っこ通信は、その週のフェイスブックに書いたことに少しだけ手を加えるだけですから、やろうと思えばやれるのですが、夜、暗いところでパソコンと格闘していると視覚がやられるのでしょうか、睡眠に影響があるような気がしていて、最近はパソコンに向かわないようにしています。ま、テレビも見ないようにして、もっぱら文庫本を読んでいます。これもあまり目によくないか。

さて、先週(10~16日)の動画の譜面です。

【10日SHS№104.『あなたのことを』】
 これも幻シリーズの中の1曲です。80年代ですが、コンサートの参加してくれた方から詩が送られてきました。読んでいるうちにメロディが浮かんできました。でも、浮かんだメロディが譜面として残っていなかったの、今回、なんとかメロディを思い出そうとしましたが、最終的には新たにメロディをつくって、今日の午前中に譜面ができました。超新曲になりますね。
ところが、作成した譜面通りに歌えませんでした。一つは弾き語りが難しかったのです。単純にストロークで弾けばなんとかなるのですが、曲のイメージとかけ離れてしまうし、ま、力がなかったのですね。ということで譜面通りには歌っていません。譜面を直すことにします。みんな初めて聞くことだしね・・・。

 詩が送られた封筒には、埼玉県の川越郵便局の消印がありました。当時、機関紙で作者のお尋ねを書いたのですが・・・。ところが、収録後、資料をゴソゴソしていたら、詩が書かれたコクヨの事務用紙?が出てきました。この詩の下には「灰谷健次郎さんに会った日のことより」と書かれていました。そして、もう一遍の詩もありました。そこには「こんなの曲にならないですよね。ごめんなさい」と書かれていましたよ。
 時々、知人から詩を送られてくるときがあり、曲をつくっていますが、その場合は、作者の表情も含めいろいろと思い浮かべながら創作しますが、この歌の場合は何もわからず、ただ、詩と向き合うしかなかったです。ということでタイトルも私がつけました。


【14日つながりあそび№204.『ふ・し・ぎ』】
 午前中にできちゃった『ふ・し・ぎ』の歌だけをアップします。全レク時代に『君と会ったね』(門倉詇ファミリー作)という歌に手話をつけて良く歌っていました。自分で初めて手話をつけた歌った思い出の曲です。一応、動画も収録してありますが、歌はとても素敵なんですが、手話が細かすぎて、楽しむにはイマイチなこともあって、まだアップしていません。そこで、同じような歌、例えば、『君と歌ったね』(仮題)的な曲をつくり、手話で歌ったら楽しいだろうなと思い続けていました。一応、それらしい曲を譜面してありましたが、今回、その譜面を取り上げて何回か歌っているうちに、歌ったり、遊んだりする中で、笑顔になっている子どもたちや自分が見えてきたのです。それは不思議でも何でもないことなんですが、子どもたちとは、この「ふ・し・ぎ」を一緒に考えること、歌うことが大事だなと思って作品が出来上がりました。もちろん、私が知っている手話で歌える範囲での歌詞になってしまいましたが。

 クラス別やら短縮やら、いろいろ工夫しながら運動会を楽しく終えられたでしょうか。今、出来る最善を子どもたちへ手渡したいですね。
 現場ではなかなか歌うことさえも気を遣わなければならない状況ですが、運動会終わりにちょっと一息ついて、『ふ・し・ぎ』を歌ってみてください。そして、子どもたちといろいろな「ふ・し・ぎ」を探してみてください。秋空の下がいいな。

 今日、衆議院は解散しました。いよいよ選挙です。アベ自公政権時代からますますいのちと暮らしが脅かされ、特に、人間をダメにする政治がまかり通ってきたと思います。もちろん、アベ自公政権以前からの自民政治の延長線にあるのでしょうが、アベアソウキシダ等世襲自民政治は、まずは自からの利権政治であり、大企業、金持ち優遇、アメリカの顔色伺いの政治です。一市民のことなどは目もくれず、耳もかさないままです。
 恥ずかしい話ですが、最近、ニュースで知ってビックリしたのは、日本の平均年収がここ20年間近く、上がっていないのです。やはり自公政権のいのちよりお金の政治の結果なんですね。
 「ふ・し・ぎ」なことは、自公政権に、今の政治に不満や疑問を持っている人が多いのに、それが選挙結果になっていないことです。それ以前に、投票しない人が多いことです。そのように自公政権が綿密に仕組んできた結果なんでしょうね。
 選挙は素敵なことなんです。自分の願う生活を、子どもたちや青年たちを、未来を輝かせる政治をつかさどる政権を選ぶことだからです。この権利は上から与えられたものではなく、先人たちの長いたたかいによって勝ち取ってきたものです。投票しなければ何も変わりません。夢も希望もありませんね。
 私の投票する基準。♬いのちが一番 平和が一番 子どもに一番・・・♬(『九ちゃん音頭』より)と一緒に歌える候補者です。政党です。31日は投票に行きましょう。期日前だっていい。


【15日つながりあそび
 №205『ふ・し・ぎ(手話1番のみ)』】
 今日は、『ふ・し・ぎ』の1番に手話をつけて歌っている動画です。一応、2番、3番も手話で歌っていますが、現場の子どもたちと、まず、歌うことが好きになってほしいと思います。
 私自身は手話での会話ができませんので、収録の時、歌った手話で良いかどうかを、昔の市役所の仲間、相キン(東京都手話通訳問題研究会【全通研東京支部】 運営委員長 相川 浩一さん)に聞き、アドバイスを受けました。全レク時代から相キンには、手話で歌うということでは、いろいろお世話になっています。
 東久留米市で手話の初心者向けの講習会を市教社会教育課青年教室で開きました。別に、資格云々ではなく、手話を通して自分の生き方や障がい者を含めた仲間たちの生き方を考えてほしいと願って企画しました。講師は故市川恵美子(当時、全通研東京支部長。一般社団法人全国手話通訳問題研究会 会長)さんでした。たまたま彼女は、数少ない私の大学の後輩にあたり、在学中から若干の交流があったこともあり、気軽に講師として依頼しました。
 蛇足ですが、手話に取り組んでいた後輩には、二人の恵美子さんがいました。市川恵美子さん(旧姓神野)は大田区の大森に住んでいたので、「大森の恵美子」、もう一人は豊島区の千早町に住んでいましたが、近くの駅名から「椎名町の恵美子」と私は勝手に呼んでいました。
 これまた蛇足ですが、私が初めて手話で歌った歌は『君と会ったね』(門倉詇ファミリー作)です。小金井市のレクリエーション教室に行った時に、耳の不自由な青年が参加していました。もちろん、手話で話せる仲間たちと共にです。そこで、手話で自己紹介後に、手話を咄嗟につけて一緒に歌ったのが『君と会ったね』でした。仕事で覚えていた範囲での手話でしたが、なんとなく思いは通じたのかな。青年たちの笑顔が忘れられません
コメント
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