つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信850号 涙の妊娠報告・・・

2018年01月15日 | 抱っこ通信
昨日(14日)は江南市で全国サマー・カレッジ実行委員会代表者会議。
午前中は自己紹介を兼ねての活動報告や職場状況の交流。

自治体で保育士を募集しても応募状況が定員満たない・・・
正職になりたがらない。仕事量が多くなり、責任も重くなるから・・・
臨時さんもパートさんも集まらず、欠員8名でも保育をしなければならない・・・
職員間で人事考査をしなければならない・・・
保育の楽しさ、面白さを知る前に辞めていく人が続出・・・
赤ちゃんができたことを報告しづらくて・・・
キャリアアップ研修を受けなければ給料が上がらない・・・
体や心をを壊す仲間が増えるづけている・・・
子どもを守らなければならない先生を守る人が必要・・・
・・・
次から次へと本などで知る実態と同じ、むしろそれ以上の実態が一人ひとりから語られました。

それでも、ここに集まった仲間たちも辞めるとか休みたいとか、
いろいろ悩み、苦しみ、問題を抱えながらも、
それでも、保育、教育の楽しさ、おもしろさを、
つながりあそび・うた、サマー・カレッジの楽しさを、
仲間たちの素晴らしさを知ってしまったのだろうなと思いました。

午後からは2018年のサマー・カレッジの日程の確認など、
実務的なことを話し合いました。

中根さんからはサマー・カレッジが現場の仲間たちからの声で出発し、
現場の仲間たちが主体となって主催するようになった25年間の経過を、
4期に分けて話をしてもらいました。
主人公は参加者一人ひとりということを改めて確認できました。


現場に実態が厳しくなり、保育者、教員自身が疲労困憊な状況が進む中で
つながりあそび・うたの楽しさやサマー・カレッジの魅力、
仲間たちの素晴らしさをどうやって伝えていくのか・・・
参加者を増やすには・・・
チラシなどの宣伝方法の工夫や申し込み方法の簡略化・・・
・・・

現場ではつながりあそび・うた・ダンスなどの要求があることもわかりました。
つながりの仲間たちの保育実践や教育実践が、
子どもたちを、現場を生き生きさせていることも知ることが出来ました。

つながりあそび・うた研究所からのサマー・カレッジダンス伝達講習会の開催中止提案(参加者の財政的負担などを考慮)は、
参加者からのダンスの思いを知りたい、全国の仲間たちが集まる貴重な場等々の意見が多く出て、4月に開催決定。
講習会会場も財政負担というならば、いままで一番財政負担があった福岡県で開くことになりました。
実行委員の仲間たちが、自分の要求を大事にして、実現させました。すごい!

サマー・カレッジ25年の歩みに確信をもって
2018年のサマー・カレッジに取り組んでいこうという思いが
ひしひしと参加者から伝わりました。
保育応援団のとして一人として嬉しいです。幸せです。
つながりの仲間の存在は私にとって希望です。誇りです。







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