つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信845号 2017年から2018年に(1)

2018年01月05日 | 抱っこ通信
昨日は私の仕事始め。
6日のはままつ保育士会新春のつどいコンサートの音合わせと練習と、今年のレコーディングの1回目の打ち合わせでした。
ワクワクする一年が始まりました。
今日は静岡県に移動です。

昨年もいろいろありましたが、その中で仲間たちからの嬉しい一言は「元気な顔を見られて安心した」が一番です。

多くの仲間たちにご迷惑とご心配をおかけした一年でした。
おかげさまで、12月の術後の甲状腺がんの検査では異常なしということでした。10年間かな?半年に一度はこの検査を続けるそうです。

残念ながら歌う声は、高音部がまだ戻って来ていません。戻るのかどうかもわかりませんけどね。
少しずつ活動を続けることで声が戻ってきたら嬉しいと思いますが、それだけでなくからだの問題やら発声の問題やらを専門家に診てもらいながら、戻すということだけでなく、新しい自分らしい声をつくる、ということを目指したいなと思っています。

昨年9月、大阪と東京での古希コンサートで多くの仲間たちからお祝いや励ましをいただきました。
「次は喜寿だ!」なんていう冗談もありましたが、「これからも頑張れ!」の応援だと思ってその気になってつながりあそび・うたの活動を続けていきたいと思いました。

サマー・カレッジも大阪、東京、埼玉、山梨の会場しか参加できなかったですが、つながりあそび・うた研究所の中たちの報告や各地のつながり仲間たちからの情報で、サマー・カレッジ実行委員会の仲間たちがつながりを広げるために、「自分の要求」を「自分たちの要求」に高め奮闘していることが伝わってきて嬉しかったです。
その現場に早く戻りたいと思いました。
京都サマー・カレッジの参加者からの激励のメッセージ集とサマー・カレッジの中で『レッツ・ゴー!』を踊ってくれたということもつながりの仲間たちのあたたかさが伝わってきました。

三重県での二日連続の平和コンサート、山口保育連絡会の若者たちが主体となった平和コンサートなど、平和コンサートも新しい動きがみられました。
ある面では身内だけでなく、日常の人とのつながりを生かし「子どもたちの笑顔を守るため」「人間っておもしろい 人が集まるって楽しい みんなで楽しさをつくるって平和」と宣言し、「その楽しさが奪われているような気がしています 生きる楽しさを奪うものに立ちむかう 笑いあり涙ありの楽しいコンサートです」と呼びかけていました。
その先には「憲法を生かし、九条を生かし、一人ひとりが人間らしく生きられる社会を!」一緒に考えよう、つくっていきませんかという思いがありました。

いま、安倍政権は着々と「戦争のできる国」への準備を進めてきました。秘密保護法、安保法制(戦争法)、改定組織犯罪処置法(共謀罪法)などなどです。その仕上げの一つとして憲法に自衛隊を明記する九条改憲に踏み出しました。

なんとなく平和への不安を持つ人が増えているように思います。それはマスコミなどを通して政権側がつくりだす「北の脅威」だけではないと思います。自分らしく、人間らしく「生きる自由」が「生きる楽しさ」が狭められている、奪われつつある実感、個人の尊厳が奪われているという実感がなんとなくあるからだと思います。
仕事上でも、日常の生活でも「私」が存在しなくても良いのではないかと不安と結びついたところに平和への不安があるのだろうと思います。

ですから、私から、自分から、暮らしから「平和」を考える大きなチャンスであり、平和を守りつくりだす一歩を踏み出すチャンスなのです。
今年も平和コンサートを続けます。(続く)



コメント
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