千種の、ほんまにうまいもんだけ。

料理の天才だった千種ばーちゃんを追い続ける孫の料理記録。2012.9.24~アレルギー対応レシピのみのブログを併設。

がんづき。

2011年03月05日 06時00分00秒 | 蒸しパン
  

郷土料理に興味があって、本を買ってみたものの・・・
材料が違うからでしょうか?どうも思い通りの味になりません。

この「がんづき」は、岩手で昔から食べられているおやつ。
蒸しパンみたいだけど、蒸しパンよりもちっ、どっしりした食感です。
表面に散らしたナッツやごまが、満月の夜に飛んでいく雁の群れに似てるから、「がんづき」と呼ぶそう。

特徴は重曹とベーキングパウダーを両方使うこと
重曹の苦みを和らげるために酢を入れること
ふくらし粉は2ついれないと、この食感にならないのだとか。
はい、全部受け売りの知識です。(笑)

でも試作は何回もしました。
味がなかなか定まらなくて、初めて作ったものなんて全然美味しくなかった。
砂糖もけっこう入ります。
このお菓子は控えたら美味しくない。
はじめは卵を入れたり牛乳を入れたり、リッチな配合でためしていたのですが・・・
それらを省いていくと、どんどん私好みの味になりました。不思議・・・。
ちなみに酢の味と重曹の苦みは、全く感じないよう調整しました。

私が作ったもの、地元の人に食べてもらったら、なんて言われるんでしょうね
私のは地元の方のレシピより、酢も重曹も少なめです。

昔ながらのおやつ、なんていいな。
ケーキみたいな華やかさはないけれど、お茶と一緒に食べると心が落ち着きます。
冷めてもふわふわ、もちもちやでぇーー♪


がんづき。(直径25cmのざる1個分)

A薄力粉 200g
A黒砂糖 100g
Aベーキングパウダー 小さじ2
A重曹  小さじ1/3

B水   170g
Bりんご酢 20g
B醤油  12g(小さじ2。味噌でも美味しい!)
Bサラダ油 6g(大さじ1/2)

ごまやくるみ等好みのナッツ お好み


①ざるにクッキングシートをしく。
私は蒸し器を持ってないので、大き目の鍋にざるを置いて蒸しています。
↓こんな感じです。ざるで蒸すと底がべたつかずGOOD☆


②ボウルにAを入れて泡立て器でぐるぐるまぜ、だまをなくす。
中心をくぼませ、Bを加え、粉気がなくなるまでぐるぐるっと混ぜる。

③型(ざる)に流し、ごまを散らす。
蒸気の上がったなべに入れ、
露止めをし、
はじめの5分は強火、中火に下げて30~35分蒸す。
(途中、水が無くなっていないか確認を。)

④蒸しあがったら、ざるのまま冷ます。


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