筑波大学硬式野球部のブログ

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秋季リーグ戦 vs帝京大学 第2戦

2015年10月18日 19時38分31秒 | Weblog
こんばんは。

本日は秋季リーグ戦最終節、帝京大学との第2戦が行われました。
優勝へのわずかな望みをつなぐためにも勝利で終わらなければ
いけない筑波、今日の試合は終盤にもつれる展開となりました。
早速その試合内容を振り返りたいと思います。

先攻の筑波、初回は相手先発投手に助けられる展開となりました。
1番汐月、3番水野、4番國井(伸)、5番丹伊田がそれぞれフォアボールを
選び押し出しであっさり先制点を上げます。さらに7番板崎の打席で
相手投手の暴投によりさらに1点追加、初回から2点を奪います。

その裏の守り、今日の先発は野々村、第4節の桜美林戦以来、
久々の登板となりました。その立ち上がり、1、2番を連続三振に
打ち取るなど三者凡退、好スタートを見せます。

筑波は2回以降も毎回ランナーを出しますが中々打線がつながらず
追加点を奪えません。
打線が攻めあぐねる中、野々村は好投を続けます。4回まで許した
ランナーはフォアボールで出した一人のみ、ノーヒットピッチングを見せます。

試合が再び動いたのは5回でした。この回先頭の9番見喜がフォアボールで
出塁します。その後、1番汐月、2番竹田は凡退に終わり二死ランナー
1塁となります。しかし、続く4番國井(伸)の打席で見喜がスチールを
成功させ二死ランナー2塁とすると、さらにここから相手投手の
2つの暴投で見喜がホームイン。またもや相手のミスで1点追加、
3-0とします。

援護をもらった野々村は5回以降も好投を続け6回までノーヒット
ピッチングを続けます。
しかし、7回表の帝京大の攻撃、この回先頭の2番バッターに
右中間を破るツーベースヒットを打たれこの試合初ヒットを
許します。さらに次の打者にもフォアボール与え無死ランナー1、2塁の
ピンチを迎えます。この試合初めてのピンチを迎えた野々村でしたが
この場面で落ち着いた投球を見せます。次の4番打者を内野フライ、
さらに、5、6番を連続三振に打ち取り得点を与えません。
野々村はこの回で降板、7回無失点、15奪三振と大事な試合で
素晴らしい投球を見せます。

この好投に応えたい打線ですが6回以降は打線が再び沈黙します。
毎回ランナーを出すも5回途中からマウンドに上がった左投手を
中々打ち崩すことができず得点にはむすびつきません。

そして試合は3-0のまま終盤8回に突入します。
8回裏の帝京大の攻撃、野々村からマウンドを引き継ぎ登板するのは
昨日先発した大場でした。いつものような勢いのあるピッチングで
抑えたい所でしたが今日はボールに勢いがありませんでした。
この回先頭の7番バッター、続く8番バッターに連続ヒットを許し
無死ランナー1、2塁とされます。さらに、次の9番バッターの
送りバントに対し大場が3塁へ送球しますが判定はセーフ、無死
満塁とピンチが広がります。確実にアウトを増やしたい場面でしたが
大場は次の代打の打者に対してフォアボールを与え押し出しで1点を献上します。
大場はここで降板、石黒にマウンドを託します。

なおも無死満塁、石黒は逆転のランナーを背負った場面での登板となりました。
しかし、石黒はここでもいつもどおりの落ちついたピッチングを見せます。
最初は今日ヒットを放っている2番バッター、変化球でショートゴロに
打ち取ります。ゲッツー崩れの間に1点を与え3-2とされますが一死ランナー
1、3塁とします。ここから続く3、4番を内野フライと三振に打ち取り
気迫のピッチングででリードを守ります。

1点差にされた直後の9回表の筑波の攻撃、あっさり二死をとされ嫌な流れを
引きずりそうな場面でしたがここから水野、國井(伸)がフォアボールと
デッドボールで出塁すると5番丹伊田もヒットで続き二死満塁とします。
ここで6番佐藤(史)、制球が安定しない投手に対しここも落ち着いて
フォアボールを選び押し出し、貴重な1点を追加します。

4-2で迎えた9回裏帝京大の攻撃、石黒はそのままマウンドに上がります。
2点差を守り切れば勝利という場面、しかしここから帝京大の猛攻が始まります。
この回先頭の5番バッターにヒットを許すと続く6、7番も連続ヒットで1点を
返されなおも無死1、2塁とピンチが続きます。ここで8番バッターに送りバントを
決められ一死2、3塁と一打サヨナラの場面を迎えます。前の回でピンチをしのいだ
石黒でしたが勢いに乗る帝京打線を止められませんでした。続く9番バッターに
対してもレフト前に運ばれます。この間に3塁ランナーが生還し同点、さらに
2塁ランナーも一気にホームを狙います。レフト汐月の好返球により間一髪アウト
と思われましたが、タッチにいったグラブからボールがこぼれ判定はセーフ、
土壇場の逆転劇でサヨナラ負け、最終スコア4-5で敗北となりました。

以下、本日のランニングスコアです。

筑 200 010 001 4
帝 000 000 023x 5x

リーグ最終戦、勝利で終わりたい筑波でしたが最後は相手の勢いにのまれ悔しい
敗北となりました。
これで最終戦績、9勝5敗となりました。優勝は東海大学となりましたが
明日の日体大対城西大との試合結果によって関東大会の第2代表をプレーオフで
決めるという形になります。他チームの結果次第という状況ではありますが
今自分たちにできることは次の試合に向けた準備のみです。今日が4年にとっての
最後の試合にならないよう、わずかな可能性を信じて準備していきたいと思います!!
最後まで応援よろしくお願いします!!

尚、プレーオフになった場合の日程はまだ未定となっております。
決まり次第、野球部ホームページにてお知らせ致しますのでご了承ください。


菊池一平
コメント
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