千住大橋の袂から国道 4 号線を東に渡って旧水戸街道を、少し北に進むと千住河原町で、河原稲荷神社に出ます。
戦災で黒ずんではいますが、立派な狛犬があります。
日露戦争時の塔があり、「戦捷」(せんしょう)の文字が読み取れました。「戦捷」とは「戦いに勝つこと」です。
旧水戸街道を北に進み、墨堤通りを渡ると源長寺という浄土宗の寺がありました。
屋根瓦の立派さが目に付きました。
境内の古い石碑に注目しました。
信濃の国上田ご出身のお医者さんのようですが、その寺子屋の教えによってこの町の風俗が美しくなったとは、そして、教えを受けた方が教えが厳しかったにもかかわらず、こうして記念碑を建てるとは、ずいぶん立派な方であったと人柄が偲ばれます。