王子様の散歩ではありません。
7月4日(木)東京都北区「王子」の散歩です。
「王子と言えば?」「稲荷でしょう」
とは、誰も言いませんが、「王子稲荷神社」を訪ねました。
幼稚園が正面にあるので、平日は脇の坂道を上ります。
3社並んだ支社は、いずれも稲荷神社。
赤い鳥居をくぐり、急な石段を上って崖の中腹にある狐の穴を見学しました。
境内どこにも、お狐様が・・・。これぞ、稲荷神社。
次に、「名主の滝庭園」に。
すぐ先です。庭園というより、森林公園という趣です。
稼動しているのは、「男滝」のみですが、
名に恥じない堂々とした滝でした。
梅雨空や 都会に過ぐる滝の音 雨曇子
そもそも、「王子」という名は、「中世の頃、紀州熊野神社の末社 若一王子をこの地に勧請したことに始まる」のだそうです。
8代将軍吉宗のように、紀州とは縁のない私ではありますが、一応敬意を表しましょう。
戦災を生き抜いた、樹齢5百年の大銀杏は、いつまでも街の発展を見守り続けることでしょう。
境内の片隅には、理髪の神様が遠慮深く建っていました。
昼食は、稲荷社前の大衆食堂“キャメル”。
カレーライス(600円)は、写真の前に一口食べてしまいました。
お土産にクズモチを買って帰りました。