消防署の前を通りかかったら七夕の飾りがあった。
願い事を短冊に書いてささ竹に吊るし星に祈る七夕の祭り。
昔からの日本の風習だ。
今でも、学校や一部の家庭では行われている。
しかし、
七夕祭りといえば、平塚市や仙台市のそれがすぐ思い起こされる。
「湘南スターモール」を中心に絢爛豪華な飾りが通りを埋めつくす、第63回平塚市七夕まつりは7月5日(金)~7月7日(日)に行われた。
仙台市の七夕祭りは8月6日(火)~8月8日(木)だ。
仙台が一ヶ月遅いのは、旧暦を尊重しているからだ。
平塚市のそれは、63回という回数が示すように、戦後に始まった行事であるのに対し、仙台は、明治6年にわが国が太陽暦を採用する以前からの行事だった。
それならば、昔はそうであったように、月の運行を基とした旧暦7月7日に行うのがよいのだろうが、旧暦と新暦のずれはあまりにも大きいので、今の暦の一ヶ月後に設定したのだと思う。
旧暦7月7日は、年度によって次のように変わる。
2009年 8月26日
2010 8月16日
2011 8月 6日
2012 8月24日
2013 8月13日
旧暦はだいたい一ヶ月遅れと、おおまかに押さえておいてよいのではないか。
今日7月 7日(日) 千葉市の日の出は4時30分 日の入り18時58分(太陽暦だからこの時刻は毎年変わらない)
21時ごろ、外に出て夜空を見上げ、琴座のベガ(織姫)と鷲座のアルタイル(牽牛)を眺めた。
仙台市のHPに、伊達政宗公の和歌が紹介されていた。
“七夕はとしに一たひあふときくさりてかへらぬ人のゆくすえ”