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雨曇子日記

エイティライフの数々です

春の名残

2015-04-25 22:00:58 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

4 月 25 日(土) ここ数日最高気温が 20 度を越え、夏の到来を思わせるが、近所を散歩してみると、春を惜しむかのようにいろいろな花が咲いていた。

 

          

      フリージア

          

       ハナズオウ

          

       ヤエザクラ

                

                

                 マツの雌花

                

                 シュロの雌花

          

 

「大島田里山クラブ」の管理する森にはタケノコが・・・

 

        

          

                

 

柏市のタケノコは今も放射能が多いそうで、出荷停止の運命にあるのです。

 

 

 

 


さかきばら農園のいちご

2015-04-06 15:34:07 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

          

 

4 月 4 日(土) 柏市の東南、布瀬(手賀沼の東端)にある さかきばら農園の前を通った。

昨年ここでいちごを買ったことを思い出し立ち寄った。

 

                

                

                

           

          

 

うまそうだったけれど 1500 円のものは敬遠し、1 パック 600 円の方を買った。粒は少し小ぶりだが甘く、ジューシーだった。

「いちご狩り」は、 4 月 18 日(土)からだそうです。

ハウスを覗きに行ったら奥さんに会った。

 

                

                

                

                

                

 

休憩スペースもあり、楽しくいちご狩りができそうだ。

 

                

                

 

メモ  “さかきばら農園”  園主  榊原  一

       TEL&FAX  04-7191-9212

        携帯      090-7902-8168

 

 


2015   今井の桜

2015-04-04 20:26:32 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

          

                

 

千葉県柏市の南東にある金山から白井市北東部の下手賀沼に流れ込む金山落(かなやまおとし)今井にある桜並木、これが“今井の桜”で桜の名所となっています。

4 月 4 日(土) 田の間のあぜ道を通って桜並木に出ました。

 

                

                

 

今年は例年より早く、すでに満開です。

 

                

                

          

                

    

                

 

桜の木は古木のように見えますが、戦後の植樹です。

 

                     

                

                

                

                

                

 

下手賀沼近く、釣り人が多くなってきました。

 

                

               

                

                

                

                

                


柏大島田の安房栖神社

2015-03-02 20:51:43 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

                

 

柏市に「香取神社」はたくさんありますが、「安房栖」(あわす)という神社は他にはありません。

 

          

                

                

          

 

平成 24 年雑木林から忽然と現れたこの神社は、国道 16 号と船橋・取手線が交差する“大島田交差点”から西に 200m にあります。

本殿の裏手に回ってみました。

 

                

          

 

秩父の三峰神社と神奈川県大山頂上の阿夫利神社が勧請されていました。

 

                     

 

富士信仰の浅間神社&待道大権現です。

 

                     

 

待道講は近世中期ごろから下総西北部、利根川周辺を中心として流行した、婦人の安産を祈願する女人講です。

その他、いろいろな碑がありました。

 

                     

                     

           

                

                

                

 

ここに刻まれた“宝永五戊子”年は、 1708 年でした。

“安房栖”とは、 7 世紀とか 8 世紀ごろ、阿波の人が漁業中房総半島に漂流して館山あたりに住み始め、安房神社を祀った。その子孫が下総に来て“安房栖”神社を祀ったのではないかと考えた。

我ながら幼稚な推理だ。(そんなことは誰でもまず思いつくことだ)

         

 

 

 


鷲野谷の 香取神社

2014-06-07 09:15:08 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

東西に長い手賀沼に平行する形で南と北に台地が延びていますが、南岸は手賀村、沼南町を経て現在は柏市です。

柏市立手賀中学校の生徒数が100人を切っていることからも伺えるように、手賀沼の南は過疎の地です。

 

             

 

台地の集落を結ぶ幹線道路が、鷲野谷の集落を抜けて谷地に下りていくあたり、香取神社への急な石段がありました。

 

     

 

登り切って台地の縁にとりつくと、鳥居があり、30mほど参道が奥へ通じていました。

 

             

             

    

             

 

天保9年(1839)再建のこの本殿、正面の“昇り竜”“下り竜”ほか、側面、裏面に至るまで、立派な彫刻が施してあります。

 

     

     

             

             

             

             

 

時が止まってしまったかのような境内です。

タイムスリップが起こるとすれば、こんな場所に違いありません。早々に退散することにしました。

 

     

     

 

帰りは台地上の小道に抜ける参道を通りました。

 

             

             

   

 

             


観音の寺 弘誓院

2014-06-05 11:21:48 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

             

             

 

手賀沼の南、沼べりから続く水田が台地の森に入っていく谷地のつき当たり、木立の中に寺の大屋根がみえます。柏市柳戸観音谷に建つ古刹、弘誓院福満寺です。

 

     

     

     

 

鎌倉の杉本寺から始まる坂東33観音の札所を決める集まりがあった時、この寺の住職は寝坊をして会合に間に合わず、33ヶ寺の選から洩れたという伝説があるそうです。(沼南風土記)

境内の銀杏は樹齢500年を越す大木でした。

 

             

             

             

 

私が一番注目したのは、この手水鉢です。

 

     

 

昭和10年代まで、毎年一回8月10日にこの境内で朝市が開かれ、たいそう賑わったそうです。

明和2年(1765)に商人達によって寄贈された手水鉢が今も使われているというところがすごいと思います。

 

     

 

昭和45年(1970)3月14日、東京都千代田区大手町、首都高4号線トンネル工事現場、新常盤橋わきから、古い小さな梵鐘(口径43cm高さ75cm)が出土し、その銘には“文正2年(1467)4月8日 下総国南相馬郡泉郷柳度福満寺”とあったのです。ただ、福満寺を名乗る寺は大井地区にもあり、出土の鐘が久誓院のものと断定できず、教育委員会預かりとなりました。(沼南風土記)

 

   

             


風薫る5月  88ヶ所札所巡り

2014-05-01 21:37:53 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

             

 

毎年5月1日~5日に行われる「東葛印旛大師」、今年(平成26年)は、柏市塚崎寿量院からの出発です。

 

     

     

 

田んぼでは白鷺がお見送り。

 

             

             

 

2番目の札所、増尾の満福寺。このあたり、一行は元気いっぱい。

 

     

     

 

1日に約20km。中食後、11番札所の戸張の正光寺門前にはバスの便宜もありました。

 

     

     

     

     

 

夜来の雨も上がり、晴れ間もあって汗ばむ陽気。水の入った田からは蛙の声しきり。

 

             

             

 

巡行は進み、12番札所、大井福満寺を出ます。今日は、あと2箇所を残すのみ。

 

     

             

             

             

 

札所は、柏・鎌ヶ谷・松戸・白井の4市にわたり、5日かけて88ヶ所の札所を回り、最初の柏市塚崎寿量院(結願所)に戻ります。

   

             


柏・手賀の丘公園&今井の桜

2014-04-04 16:17:14 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

     


4月4日(金)手賀沼南岸の“手賀の丘公園”が桜吹雪です。


     
     
     
     


この公園では、木々が高く、空高く咲き風を受けやすいのです。

公園の南、白井市との境を流れる小川沿いの桜は、知る人ぞ知る桜の名所“今井の桜”。


     
     
     


花筏一寸法師ならば乗る     平畑那木

いくら一寸法師でも一枚の花びらでは無理。私も一寸法師になって花筏に乗り川をくだってみたいが、元の姿に戻れるかどうかが心配だ。


             

             

             

             

             


田んぼから、蛙の声が聞こえてきました。蛙になって鳴いてみたいとは思わない。
   


小さな大発見

2014-02-12 16:34:48 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

     
             


柏市塚崎にある真言宗豊山派の寺寿量院です。
境内の庚申塔を眺めていて、一つ発見したことがあります。


     


正徳4年は平成26年と同じ甲午(ひのえうま)歳です。

正徳4年(1714)と平成26年(2014)の差は300です。だから、この青面金剛像は、ちょうど300年前に造られたことになります。
そう思って感慨深く眺めるうちにもう一つの青面金剛像を思いだしました。

それは、この寿量院の近く、柏市大島田にある泉蔵寺門前の庚申塔に刻まれた像です。


             
     
      


製造年や細部は異なりますが、天邪鬼を踏みつけている足の形などよく似ています。


             
                 (寿量院のもの)
             
                 (泉蔵寺のもの)


宝永4年(1707)は正徳4年(1714)の7年前ですから、同じ石工の作ということは大いにありうると思いました。


送り大師今も盛況

2013-10-30 17:31:09 | 柏(旧手賀村など沼南地区)を歩く

     

             


10月29日朝日新聞千葉版で大いに報道された、柏市郷土資料館の企画展。
「送り大師」といわれる県内最大級の札所めぐりの行事。その様子を、古文書や写真、装束などで紹介した展示です。


     

             


柏市郷土資料館は、柏市沼南庁舎(旧昭南町役場)の一角です。


     

     


入り口に展示されている木彫の作品が目を惹きます。


     

      
       (ケヤキ一木からの作品です)


さて、送り大師です。


     

     


送り大師の行列は「南無大師遍照金剛」と書かれた幡を翻し法螺貝を吹き遍照金剛を唱えながら進みます。
札所は、柏・鎌ヶ谷・松戸・白井の4市にまたがり、毎年、5月1日~5日の5日間で、約80キロを歩きます。

平成26年度の「結願区札所」は、柏市塚崎の寿量院です。この寺を出発し、この寺に戻るのです。
寿量院を訪ねました。


             

     

     


弘法大師の御影の納められた笈が、本堂に安置されていました。


             
                  (本堂)

             
                  (本堂の合天井)

             
                  (大師の御影を納めた笈が正面左手に見られる)