4月18日(水)湯田中駅は閑散としているが、この雰囲気は嫌いじゃない。
海抜599、7米と書いてある。
目を奪われたのは高社山。地元では「たかひら」とも「高井富士」とも。
電車からも、カメラを向けずにはいられない。
1時間あまりこの風景。 ここはスイスかあ?
4月17日(火) 松本発13:26長野行きの列車に乗り込みます。
小淵沢から来たこの列車は、乗客がほとんど降りて、おまけに30分近く停車するので、松本始発状態です。
発車。進行。
おい おい。
私の狙いは、スロットや墓ではなく、やま、山ですが。
「信濃の国は 十州に 境連ぬる国にして 聳える山はいや高く」ですよ。
日本三大車窓の風景にして、このような写真で申し訳ナイッス。
だんだん平地に下りてきました。
巨大駅「篠ノ井」を過ぎ、信越線に入り、「川中島」「安茂里」を経て終着「長野」に着きました。
おまけの1枚
長野駅から、長野電鉄 湯田中行き特急「スノーモンキー号」からのスナップです。
手前の柱に「北斎と栗の町おぶせ 長野電鉄小布施駅長」と書いてありました。
4月17日(火) 松本ホテル花月を出て、松本城に。宿代が3円50銭というのは、お城の博物館の展示品です。
博物館の展示品。
ボランティアガイドの松本さん(でなかったら失礼)の説明がよかった。
「この村には、こんな大きな足の人がいるんだ」と村に入る人を恐れさせる大きなわらじの話など、よく理解できた。
甲斐の武田、越後の上杉、さらには,幕府から差し向けられた新城主、代官など、村の人々にとって必ずしも歓迎すべき客ではなかったのではないか。
城も、桜も、街並みも、山も、全て堪能した筈だが、またまたカメラを向けてしまう。
これでは、きりがありません。
4月16日(月) 2泊3日で信州を駆け巡る計画をたてた。
第一日は、東京から松本まで。
普通列車の始発は、高尾駅から。
普通列車といえども、風景を捕らえるのは難しい。
高尾から4つ目の四方津駅で後続の特急列車を待つ間、運転士はホームに出てストレッチ。(許可を得て撮らせてもらう)
笹子トンネルを抜けた「勝沼ぶどう郷」辺りは、桜満開。
塩山を過ぎて、桃の風景が広がる。
穴山駅は甲府の5つ先。右手に大きく見える茅ヶ岳(1704m)は、「百名山」の著者深田久弥終焉の地。
この列車の終着は、小淵沢。山梨の県境で、標高も600m近い。高地を走ることで有名な小海線始発駅だ。30分待って、当駅始発篠ノ井線経由「長野行」に乗車。
そして、目的の松本に到着。
(所要時間)
高尾~ 小淵沢 2時間15分
小淵沢~松本 1時間10分
4月 5日(木) 高校時代の同級生と川村美術館に出かけた。
京成佐倉駅前から、川村美術館送迎バスに乗り込む。
まだ春は遠いのかな?
いや、そんなことはないぞ。
桜も、満開までそう遠くない。
まあ、みんな元気で何より。
美術館右手に聳え立つ作品の作者ステラは、私達と同じ世代だ。
ダンスのカップルか?具象と抽象の狭間の作品。「無題」ジョエロ・シャピロ(1941~ )
「ブロンズの形態」は、ムーア最晩年の大型彫刻だ。ヘンリー・ムーア(1898~1986)
おまけの一枚
3月22日(水) 水戸偕楽園を訪ねる。
もうし、 黄門様じゃあありませんか!
そうじゃ。わしが水戸光圀じゃ。
「はーっ。」
「まあ、固くならないで。ゆっくり観梅を楽しまれよ」
「ははあーっ。」ということで、園内を漫遊。
今頃6分咲きとは、今年の開花は随分遅れたものです。でも、木によっては満開です。
好文亭へ行ってみよう。「江戸後期、徳川斉昭(烈公)の創建だから、黄門さまは御存じない。」
絶景を楽しませていただきありがとうございました。長生きはするものです。(70歳以上入館料無料)
偕楽園のよさを見直しました。来年も来たいなあ。
blog「遊悠裕」で何度も拝見し憧れていた 扉温泉 明神館に予約。
2月16日。松本駅前 送迎バス乗り場へ行くと、30分前というのに、マント姿の運転手さんが迎えてくれる。
バスに乗り込んだ時点でチェックイン完了。
松本駅前を東にのびる「あがたの森通り」を進む。昭和37年(だったかな)まで、浅間温泉までの路面電車が走っていたとか。バスは、旧制松本高校のある「あがたの森公園」を右折し、すすき川沿いの道を東に進む。美ヶ原高原に向かう道を左に見送って山道を登ること20分。温泉宿に到着。
バスが旅館に着くと、フロントでの手続きなしで部屋に直行。たっぷりの間取りに感動。
お風呂。
夕食は3コースあるうちの会席料理を選んだ。立派な畳の間のテーブル席に着く。
これは、先付のあとに運ばれた旬采。御椀、造り、焼物、強肴、食事、水物とつづく。今回写真を撮ってみてその難しさを痛感。実際の美味しさ、美しさが表現できない。食べることに専念。
朝食、また、然り。
翌朝は雪。しかし、まもなく青空が見え、旅館11時発の送迎バスは難なく山を下り、雪の形跡のない松本市に到着した。
明神館の皆様、心のこもったおもてなしありがとうございました。
blog「遊悠裕」の推薦旅館に外れなし。いつも拝見し、行く機会を狙っています。
オフシーズンの松本市に来た。
蕎麦やさんは、それぞれの店が個性的だ。
そば処「浅田」は厳選した蕎麦粉使用。女鳥羽そばは製粉から自家製。臼の回転速度に店主さんの工夫があるとか。
町全体が博物館ということで、市営の博物館が多い。
メインの松本城を除いても、見るべきところが多く魅力がいっぱい。
1月26日。水仙で知られる爪木崎に来た。
今年は、強風に痛めつけられ、咲き誇るという状態ではない。
植栽の部分のみ花の形を留めている。
しかし、磯と灯台の風景が、そして、伊豆大島から始まる伊豆七島の島々が旅情をかきたてる。
私たちは十分満足して、南伊豆の旅を終えた。
つけたし 爪木崎の青空市場でウツボの干物を千円で買った。80cmぐらいあって持ちにくかったが、ビニール袋に無理やり押し込んで持って帰った。車中で多少匂って周囲に迷惑をかけた。家でも匂いまくり家人に嫌われたが、無理やり頼んで唐揚げにしてもらった。しかし、そこまでが大変。一口大に切るのが一苦労。鋭い歯に触れて出血までしてどうやら切り刻んだ。そしてお味は、結構おいしいが、家人は誰も手をつけない。専用のスナック菓子として一週間後も楽しんでいる。
1月25日。下田駅前から乗った堂ヶ島行きのバスを松崎で乗り継ぎ、雲見温泉に向かう。
これは、松崎のバスターミナル。
30分待って乗ったバスは、国道136号を南に下る下田行き。すぐ海が見え、富士が見える。
バス停「雲見浜」。私たち4人が降り、バスは運転手だけとなった。
午後3時。晴天だが海から強い風が吹きつけ、寒い。
翌 1月26日。午前 9時30分。昨夜ずっと吹き荒れていた風も収まったが空気は冷たい。
浜に出て富士を撮りまくる。
岩も撮る。
浅間神社があるのも納得。
神社を下って見上げる山の頂きにはトビの巣があると見た。
いつまでも富士を見て飽きることのない雲見海岸だった。