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雨曇子日記

エイティライフの数々です

船山温泉一泊の旅  (実践編 ② )

2012-08-30 13:29:26 | 大歩危トラベル

旅館名でもある”船山温泉”。
たった一泊の、しかも初めての宿泊ではあるが、その印象などを記してみたい。



           



     



           


北に位置する身延町との境にある700mほどの御殿山から流れ出る(?)船山川べりに、山を背にして建つ一軒家の宿。

今年が120周年というが、平成17年の改築で、ハイテク装備の近代的旅館に変身している。



     



           




           




玄関脇左手に置かれた熊の剥製、スズムシの篭(よい声を響かせていた)、振り子時計は、改築前の旅館の雰囲気を僅かに残すものかも知れない。


風呂は、貸切を入れて6つあり、そのどれにも清冽なお湯が溢れていた。



          



          



          



源泉かけ流しではないが、かすかに硫黄臭がするから、ただの水ではない。

露天風呂からの眺望は、紛うことなく自然そのもの。風は、山の風。



           



           



食事どころは、部屋ごとに個室。夕食、朝食ともに充実していた。
特筆すべきは、地元の食材、しかも、選りすぐったものが使われる。
だから、魚はすべて川魚。岩魚の塩焼きがうまかった。



           



           


おみやげに、「甲州ワインビーフカレー」を買った。

レトルト食品だが、家でとても評判がよかった。


船山温泉一泊旅行 (実践編 ①)

2012-08-30 10:18:33 | 大歩危トラベル

           



8月28日。新宿発10:30甲府行き”かいじ”5号車に集合。

元気に出発。


           



終着甲府駅で、身延線に乗り換える。



           



           



身延線の列車は、ビュー特急”ふじかわ8号”静岡行。



           



           



1時間ほど乗り、富士川の川幅がずいぶん広くなったなあと思っていると、
内船駅に到着。



           



”内船”は、”うちふね”ではなく”うつぶな”。

特急が止まるのに無人駅。



           



           



連絡しておいたので、船山温泉から迎えの車が来ている。




           




人影がまったく見られない駅前の道を西へ。



           



山間の一本道を進むうちに、まもなく船山温泉着。”温泉名が旅館名”。



           


まずは、ロビーの立派なソファーで旅の疲れをとる。

まてよ、ぜんぜん疲れてないんですけど。(まっ いっか)
           


 


榛名湖のコスモス

2012-08-25 15:21:47 | 大歩危トラベル

           
           (2012. 8.21 榛名湖・榛名富士)


           



           


これらの写真を撮って、ふと気づいたことがありました。
先程カメラ用の単3電池を買いに入った店に、同じようなアングルの写真が飾ってあったことです。
もしかしたら・・・。

ひらめいたことがあったので、もう一度店に入りました。



           



私の想像通り、このご主人が植えたコスモスでした。




           



しかし、そのご主人は数年前に亡くなられたそうです。(奥様が少し淋しそうにそうおっしゃいました。)



           



お孫さんが抱き上げているネコは、専門誌に載った有名ネコです。



     



こちらの、犬については、伺うのを忘れました。




           




この魚拓の魚の名も聞くことを忘れました。体長132cm 体重32kg と書いてありました。

榛名湖は、周囲5km のカルデラ湖です。標高は1000m を少し出たぐらいですが、割合涼しいと感じました。



           



           



           



           



榛名湖は伊香保温泉から8km 高崎からは35km いずれも、立派な道路が通じています。












  




偉大なる SL  2

2012-08-22 15:23:21 | 大歩危トラベル

平成24年8月21日(火)
群馬県高崎駅2番ホームにSL(蒸気機関車)が入ってきました。


     


人気あるなあ。



           



           



昭和15年製造ですから、72歳ですね。
引退後のお勤め、ごくろうさまです。いえ、機関士さんのことではないですよ。この方は現役でしょう。




           



           



引退後のお勤めとは、この方のことですよ。デゴイチ様。(D 51)



           


職員の方は、サービスしきり。


           



           



           


国鉄時代の帽子はどんな帽子だったんでしょうね。


こちらの方もご活躍です。(すべて昔のようなスタイルで、とはいきませんね)



           



車内も涼しげです。
昔と違って冷房がきいていますから、実際に涼しいのです。



           
  


           



車窓の風景も一味違います。


           



           



ありがとう。デゴイチくん。また走ってね。



           





身延線乗りつくし”船山温泉”一泊の旅

2012-07-12 17:41:04 | 大歩危トラベル

計画中のプランである。

「山あいの静かな温泉に浸かり、おいしいものを食べゆっくりしたい」という願いから、温泉宿を探す。

昔は旅雑誌だが、今は blog。温泉通は、松田忠徳教授だけではないことが分かる。
検索の結果しぼりこんだのが、”船山温泉”。
数ある体験記から、「ずっとそばに」の再三のルポを精読。

「行くしかない」

交通手段は電車。身延線「ワイドビューふじかわ号」利用。甲府から入って富士に出る。
田子の浦漁協の食堂で、「しらす丼」を食べ、こだま号で帰る。

友達に話したら、賛成してくれたので4人で実行することにした。
8月末の予定である。


郷愁の江戸東京たてもの園

2012-05-26 22:19:50 | 大歩危トラベル

     

          

          前川国男邸(昭和17)




     

  常盤台写真場(昭和12)




          


          高橋是清邸(明治35)



知名度において愛知県の明治村には及ばないものの、東京都小金井市の都立「江戸東京たてもの園」は、郷愁をそそる数々の建物を擁し、見どころのある散策スポットとなっている。


私達は、東小金井駅から、市の循環バスで小金井公園へ。広い公園を「たてもの園」に向かう。



     



          


          




ボランティアガイド富田稔也さんの案内で、さっそく見学。
三井財閥の三井本家、三井八郎右衛門邸。(主屋 昭和27・土蔵 明治7)


          



          



     




     




          



庭の、富士山型の石は、「次郎富士」と呼ばれている。「太郎富士」は、皇居にあるという。
ガイドの富田さんの推理はこうだ。「借金の形として幕府から押し付けられたものではないか?」



          

          丸二商店(昭和初期)




          

          (昭和2)




関東大震災の後、昭和初期に建てられた看板建築。
丸二商店は、建物の前面を銅板で覆っている。銅板の模様がち密だ。
村上精華堂はイオニア式の柱を持ち、当時としてはモダンな造り。




     

   子宝湯(昭和4)タイルに描かれた絵がきれいだ。



     

   格天井になっている。



          

私達の年代では、誰もが銭湯通いの経験をもっている。



          



          



5月の「桜の園」を抜け、バスで「武蔵小金井駅」に出て帰った。


5月の箱根③   (高原ホテル)

2012-05-25 17:57:15 | 大歩危トラベル

    


昔箱根仙石原周辺にシナノキが群生し、そのことから「品ノ木」の地名が生まれた。
樹の高さは15~20m。6~7月に淡黄色で直径1cmの花をつける。
樹皮の繊維は、帯、縄、紙の原料となる。

と、説明板にある。


    



箱根ハイランドホテルは、バス停「品ノ木」で降りる。
道路に面したエントランスが3階となり、客室や浴場は階下。



          



          



          




    



快晴の早朝散歩はとりわけ気分爽快。



          



          



    



庭を流れる川は早川に注ぐ。
花も残っていた。


    



    



庭の南に聳えるこの山は。



          



          



          



台ヶ岳1044m。ロープウエイをはさんで南に箱根で一番高い山、神山1437m、という位置関係にある。
「台ヶ岳」というバス停は、仙石原すすき群落地にある。




     



団琢磨氏(1858~1932・三井財閥の最高指導者)の別邸という歴史をもつ箱根ハイランドホテル。
よい一夜をありがとう。











5月の箱根②  (箱根湿生花園)

2012-05-24 16:23:26 | 大歩危トラベル

          



金時山から乙女峠へと連なる箱根外輪山の、南麓に開ける仙石原。その中ほどの湿原に、箱根町立の湿生花園がある。
(上の模型で、一番高いのは、神山で1437m。


    




          



          




          




          




          




          





          




          




          





          




          



9時開場と同時に入場したので、閑散としていたが、ほどなく大勢の観光客が続々と入園してきた。



          



このバスが、ユネッサン(箱根小湧園)~湿生花園を結び、かなり頻繁に走っている。「観光施設めぐり」というタイトルはやや堅いが、運転手さんは優しく親切で、細心の注意を払って運転しているという姿勢が、乗客に伝わってくる。


5月の箱根①  (ラリック美術館)  

2012-05-23 23:16:58 | 大歩危トラベル

          


5月22日。北千住始発で箱根湯本に来ました。
一日一往復する、東京メトロ乗り入れの、小田急のロマンスカーです。


          


雨の中、仙石原ラリック美術館に来ました。



          



    



    



木立の中で、小鳥が盛んに鳴いていました。
ガビチョウといい、中国南部の鳥で、声を楽しむために飼育されていたものが、1980年ごろから野生化がみられるメチドリ科の鳥だそうです。
鳴き声をどう表現してよいか分からず、そんな鳥の声に迎えられたと書いておきます。


ラリック(フランスの工芸家 1860~1945)の作品は、オリエント急行の車両の装飾でご覧下さい。



    



          



1925年製造のこの車両は、平成4年、フランスから取り寄せたのだそうです。


          



    



         


信濃の旅  ⑤遠くとも一度は詣れ善光寺

2012-04-22 12:20:16 | 大歩危トラベル

旅の終わりは善光寺。
長野駅前から、バス100円区間にある。



     

ここから、参道だ。



     


これは、仁王門。仁王様は高村光雲作という。それから、山門。



    



     



     




     



     



    


この灯篭は窓が大きく感じた。私の見慣れた、例えば寛永寺のそれなどは、もっと窓が小さいと思うのだが。

      
善光寺にについての雑駁な印象です。

門はあってもいかめしい塀はなく、開放感があり、空が広い。
建物はすべて瓦葺ではないのが、いかにも日本に昔からある寺の感じです。
本堂は、桧皮葺、山門は、栩葺と言うのだそうだ。(平成19年に終わった大修理で、旧来のこの葺き方にした)
ざっと参観しただけなのが心残り。


遠くとも また詣でたし 善光寺 信心うすき 我にはあれど