イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

ロマーニャ サンジョヴェーゼ Sup. Ris. “イル マスティーノ”2009

2014-01-19 09:21:37 | インポート

Romgna_sangiovese 今回抜栓したイタリアワインはロマーニャ サンジョヴェーゼ Sup. Ris. “イル マスティーノ”(Romagna Sangiovese Superiore Riserva il Mastino)2009です。瓶に書かれている表記と違っていますが。原産地呼称が変更になり、この表記が新しい呼称になります。
このワインはセラーに納めた時から、不安を抱えていました。コルク栓の本来の匂いが強いと感じていたのですが。どうやら、カビ臭い。飲めないほどひどくはないのですが。桑の実やココアの芳ばしい香りがブッショネに意地悪く邪魔され、ふっくらした酸はいらいらする臭いにブツブツにされ、少しは滑らかになっているタンニンの渋みは不快に変えられています。我慢をすれば飲めるので、半年くらい先に抜栓して、このままの状態ならば、ひとまずクレームを付けて飲み干すことにします。
昨日に引き続き北海道フードマイスター上級のセミナーを受けに行きます。講義の内容は、蛍光ペンで教則本をなぞるだけ、注釈をほとんど書いていない。ということは丸暗記なのか、素直な答えを期待しているのかが解らない。対策を練ることが出来ないセミナーに嫌な予感。それにしても、毎回一人か二人の合格者しか出ないのは、問題の読解力を問われた試験なのかもしれません。


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