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春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

花と竜にアイス・クラック。

2018-04-16 23:58:50 | ヴェネチアのガラス

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

  

                      


              

☝ 円覚寺 仏殿の天井の龍


近くのスーパーまで、歩いて買い物。
普段、車で通り過ごす景色に、足を止めていた時間、
あまりの穏やかさに、
公園、向こうで子供が遊んでいるのに、
つい、ポケットから煙草を取り出してしまった。
           

👇 円覚寺・・・・・・・・懺悔!          


                          

 

 

 

  ☝ 円覚寺を除いて 写真 2018.4.16

 


    ムラーノ島、華麗なるパロヴィエール一族展は、4月28日から箱根で。

ヴェネツィアン・グラスの一技法として創出されたのは、
レース・グラス技法のほかに、ヨーロッパの、
貴族に人気があった、アイス・クラック技法があって、
行程は溶融状態から冷水の中に瞬間、投入して仕上げたグラス。


16~17世紀初
宙吹き、モール装飾、アイス・クラック
高15.3cm 幅11.4cm

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地蔵とミルフィオリ、レース・グラス

2018-04-15 23:11:33 | ヴェネチアのガラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錫色の隙間につゆ草を染めたような青空から陽がさした朝、
コーヒーカップ、受け皿代わりの掌が、奇妙に落ち着いていて、
こんな日は、パソコンの中の資料を整理しようと・・・。
背伸びしたり、肩をゆすったり、机の上に足を伸ばしたり、
結構な数量で、今はやりの言葉、
商標登録(断捨離)があるため、ここは「だんしゃり」
気分がよかった一日。いま23時少し前。
そろそろ、久しぶりの夜更け酌です。
 
地蔵さんと、さしつさされつ・・・ダメですよね・・・。
明日も、いい日でありますよう・・・南無!

                       ☝ 円覚寺 2018.4.7 境内の花たちと地蔵。


  4月28日から箱根で、奇跡のガラスを生んだ、
    華麗なる、
パロヴィエール一族展が始まります 

👇 ミルフィオリ・レース双耳瓶

1915年。 ヴェネツィア
エルコレ・バロヴ
ィエール作
宙吹き、
ミルフィオリ・グラス
熔着装飾、
レース・グラス、
高 19.8cm

ヴェネツィアン・グラスの中で、
最も難しいレース・グラスとミルフィオリ・グラスの
技法の
併用は不可能としながら制作した作品。
作者、エルコレ・パロヴィエールは、
ムラーノ島の500年の伝統を伝えるガラス職人一家で、
名門パロヴィエール一族の、
今世紀初めに活躍した生え抜きのガラス作家といえます。

※  ルフィオリ・グラスとレース・グラスを合わせることは、
パロヴィエール一族の名誉をかけて作った製法は不明で実験的な価値がある

     ルフィオリ・グラス・・金太郎飴のような模様が入っているガラス棒を、 
     
短く切って、使用して作った製品のこと。
      イタリア語の Millefiori は直訳すると「千の花」。

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山茶花、母の見送に、ぽっと咲く。

2018-04-13 22:49:54 | Extra

 

 

 

 

 

椿の花を撮るとき、椿の花にレンズを合わせるとき、
脳裏から消えない、決まって浮かんでくる、光景があって・・・。
2015年10月の11日のブログ記事を読んでから。

❝縁側から、悲しみの言葉をのんで、椿を見ている姿❞

母が亡くなった日、一輪ぽっと花を開いた山茶花(椿)
母の死を優しく、精一杯お見送りしているようだった。

と30年前を回想した作者の姿でした。


今は少しだけ、花の名前が分かってきました。
花の写真も撮りました。
けれど、撮る前から、
花に情景を浮かべて撮ったのは「椿」
そして、散り落ちた花辨は、
私のブログには載せまいと決めていました。

今日、その方のブログの記事に戻りました。
庭に毎年咲く母のにおいの花は「山茶花」だった。
でも、思う。
作者の、母を見送った山茶花で、
30年前の回想を呼んだのは、今年も咲いた喜びが、
私のファインダーに浮かべた情景は、
悲しみを言葉に変えられるようになって、
花を優しく見ている、作者の姿。
母が坐っているような、母をおもう、姿。

私はその情景を大事にしまって忘れることは無いのでしょう。
秋、カメラレンズに、山茶花が咲いたら・・・、
そう、忘れない!

落花の刹那も花の命、つばき、
地の花辨も、脈うつ椿。



☝ 鎌倉円覚寺、弓道場 芍薬。セッコク。椿。引用 Mrs.fuyou❝花守❞

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ナポレオンがいなければ・・・・。

2018-04-12 22:54:51 | ヴェネチアのガラス

 

私はぞろ目のまっちゃん。

遊びがが好きで呑べぇ~のぐーたら、
が、一歩外に出れば、正義の味方にして大盗賊、怪傑ゾロばりの、
剣術よし、馬術よし、話術よし、紳士で優しい。
昭和の終わり、そんな雰囲気だったが、
今は、部屋にいれば、ぞろ目のまっちゃんのまま、
外に出ても、ぞろ目のまっちゃんのまま。

怪傑ゾロのりりしい姿、さ~らさら、全く面影全くなし!

 

怪傑ゾロ に対する画像結果


今は300万人の観光客であふれる、
ヴェネツィア・カーニバル。
90キロほど離れたアクイレイアの抗争に勝利した、
1162年。
勝利のお祝いに、サン・マルコ広場に集って踊り始めたのが始まり、だといいます。

その後、
素顔では知れる、貧富の差、身分の格差を仮面の中に隠し、
仮面をかぶれば、みな平等、と、楽しく街を歩く、至高のお祭りが、
1797年、
ナポレオン・ボナパルトにヴェネツィアが降伏することで、途切れています。


森と湖の箱根。
「箱根ガラスの森、うかい美術館」では、

売店の商品はすべて、ヴェネツィアで制作されたもので、
👇仮面際の衣装も仮面もヴェネツィアで作られたものを無料で貸し出したものです。

 

 

 

 

 

 

 👇 この方・・・すがお

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このヴェネツィアのカーニバルは、
2013年、世界を撮っていらっしゃる
JFK-World 世界の撮影・取材地トピックさんが、
私にはない感性と、技術で現地のカーニバルを撮ってます。
以前、美術館の☝ 池のガラスを制作した、チフリー氏の素顔を撮ったのを機に、
掲載許可をいただき、快くうれしいお応えをいただきましたが、
今回はまだ、お願いをしていません。

近いうち、お願いをし、ご紹介できればと思っています。

                                 写真 2018.3.31

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ひらり、ひらひら ヒノキの子。 ただ中へ突進

2018-04-10 14:21:04 | Extra

                   ☝ 檜原街道頂上、月夜見峠から奥多摩湖 

朝からどったんぱったん。
風呂場、台所、居間の換気扇の力を借りて、
花粉症退治。
布団叩きで、ちょっとだけ床を叩いて舞い上がらせは、くしゃみ。
藁にもすがる持久戦です。

通行止めだった、山梨大月までの道路が一部解除された松姫峠。
場所は、東京最西部、山、山、90パーセントのヒノキの里、
ひらり、ヒノキの子が舞っている
檜原村を通って、
山梨県小菅村まで。

 のどかな春の景色に、


適わない背中。

 

武田信玄の六女、松姫が、
兄、武田勝頼の4歳になる貞姫、武田一族・小山田信の4歳になる香貴姫、
仁科盛信の嫡男・仁科信基、従者15人(不確か)と、
3月11日勝頼自刃、甲州武田家滅亡から、
3月23日武田刈りを逃れて
辿った道は
塩山・向獄寺を発ち、武田の宝物を避難させた雲峰寺を経由し、
大菩薩峠を越え、小菅村まで奈良倉山を遠回りし、
西原峠に登り、檜原村経由で鶴峠を越え、
馬街道、和田峠(案下峠)までの山の中。
人目を避けて八王子・上恩方にある金照庵に辿りついたのが3月27日。

👇 大菩薩峠山麓の雲峰寺 写真 2018.3.18




大菩薩峠から松姫峠・小菅に通じる登山道。

 

道を横切り、奈良倉山へ



 

 

 

 



美人といわれた松姫、登山靴のない時代、わらじで山の中。
武田刈りの人影を避けて、なお人影に息をひそめた山道、
某人の口車に乗って飽きっぽい性格ながら、一年半。
出来上がったアウトラインまで、あっちの道、こっちの道、消去法。
長かった。

ここが松姫峠から檜原村に下る、山道の終わり。


 

  

   ☝ 松姫 20歳            ☝心源院の松姫・信松院 2016.4.13


峠から降りた道、真向かいに九頭竜の滝、
道から見えないけど瀬音、
姫たち、のどを潤し、むすびの紐をほどいたに違いない・・・。


 

 

花粉退治、試合放棄で私の完敗、
窓、開けても地獄・閉めても地獄
地獄の 鼻水の滝
五月まで枯れることなく・・。

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仏日庵と「千羽鶴」

2018-04-08 22:10:53 | 魅せられた!

 

仏日庵で戴いた抹茶の器は、肌理の細かい緋色が散った、
垂れ桜を際立たせる志野焼だった。

ここは

 

 
円覚寺を開いた方の正式の墓所であって、

 


開基廟の門をくぐると、


ネコノメソウ(?)が石垣のそばで咲いて、

 

 

紅梅院の階段から
男、平幹二郎さんが
若尾文子さんに冷たい視線を配っているのが見えた。
幹二郎氏の父が亡くなるまで、父の愛人の関係だった若尾さんと、
初めて言葉を交わした場所。
(御免!これは50年前の映画のワンシーンです)

円覚寺仏日庵は、川端康成氏の文学「千羽鶴」のモデルになった場所です。
映画は2本あって、
◎ 小暮美千代さんと杉村春子さん、森雅之さん。
◎ 若尾文子さんと京マチ子さん、平幹二郎さん。が演じた2本。
映画の撮影は円覚寺の建物をふんだんに使って、いるのが分かります。

 

 

京マチ子さんがお茶会を開いた茶室から、
垂れ桜から、講堂を見下す、小高い場所で今はひっそりと。

 

 

 

 

 


増村保造監督が、脚本新藤兼人氏と組んで、
愛と肉欲の錯綜を志野焼に絡めて作った「千羽鶴」
時を越えいま、志野茶碗を持てば、
キャストの足跡が見えるようです。

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鎌倉、円覚寺仏日庵のクロバナロウバイ。

2018-04-07 23:19:13 | 魅せられた!




訪れた鎌倉円覚寺の午後は半袖姿に容赦なく叩きつける
突風の嵐で、おまけに花粉と思うのですが、
くしゃみが・・・風邪まで引いたのか
と。

大寺の倉庫、正倉院にある「白瑠璃椀」の製作年代は、6世紀。
当時756年、正倉院へ納入された数百点の献上物の記録、
「東大寺献物帳」には、載っていなかったといいます。
その後、数回の献上物の点検をし、目録を作成されているけど、
この「白瑠璃椀」のほか、ガラス6個が、
発見され記録に載ったのは、江戸時代1600年ごろ。
長い歴史、正倉院には鍵は掛かっていたろうし、
「白瑠璃椀」足があるわけでないだろうし・・・ウㇺ

そして、鎌倉円覚寺の仏日庵の目録1363年の「仏日庵公物目録」には、
「瑠璃燈炉」「瑠璃御器」の2点が、記録されているものの、
こちらも献上物として、あっちへ行ったりで、
割れたのか、どなたか失敬したのか、こちらでは現物はないという。
はっきりしているのは、
これら貴重なガラス(瑠璃)は残念ながら、
日本で製造されたものではないと。
記録はどこにもなく。

仏日庵は円覚寺の上段に位置し、
円覚寺入場料と別に100円で入れ、
抹茶を500円でいただける。

もちろん「仏日庵公物目録」は国宝、11月まで見ることはできないのですが、
大仏次郎が寄付をしたという「枝垂桜」などが咲いていて、
穏やかな時間を過ごしました。



👇 香る濃緑色の葉、数枚の花弁からなるチョコレート色の甘く香る花
クロバナロウバイ。



 









円覚寺、鎌倉で一番人気のお寺だそうで、
歴史に添え花の種類、ゆっくりとした歩経路、
野性味は欠けますが、
人気ぶりが、少しわかつたような気がします。




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仙石原の花たち

2018-04-05 19:01:07 | 魅せられた!

☝ キバナセツブンソウ

男と女性、どちらも友達ですが、
この1週間ばかりのあいだに、入院の知らせ。

極度の低血圧、夜中天井がぐるぐる回ると言っていた男は70代「面会謝絶」
階段から転げ落ちたという女性は50代「面会は、後日ゆっくりと」
それぞれ、看板とメモが張ってあって、
男は、今日看板を下ろしたと電話、が「元気になった、来なくていい」と。
女性にメールを送れば「私は美人、美人はやすやすと顔は見せないの」
と、そっけない相変わらずの性格。
私の友達はどうしてこんな・・・(勝気)・・人間ばかりなのだろうと
二人に負けず劣らずの性格ながら、ホッとして、
明日は山梨甲府まで

👇 エゾノリューキンカ、







 

黒ユリ、5月には咲くことでしょう。

 

 

 

 

👇 オックスフォードブルー

 

👇?

 

👇 ハマナスの芽

 

                   ☝  写真、箱根湿地園 2018.3.31

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美のまえに、名はなく!

2018-04-03 22:33:46 | 高尾山

 

 


山の稜線が春霞に遠く、
散歩すれば、咲く花、散る花、
散る花も葉桜の、八王子の里です。

籠れば春の映りが目まぐるしく変わってしまい、
高尾山、2~3日前の撮った写真も、遠い日に、
思えてきます。

高尾山、通りがかり、植物をそっと教えてくださった方々の、
下山の姿を見送ることもありました。
名前は知らない。
その姿は、花に劣らずきれいだ。
花を見ていて「きれいだな!」と思い始めると、
覚えた花の名前が「ス~ゥっと」記憶から消えてしまう。

👇 👇👇・・・高尾山に咲く花たち

 

賽銭が・・・。7人の思い、置く場所に几帳面さが・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☝ 写真 2018.3.29

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100年の木瓜と、杉の子。

2018-04-02 21:48:29 | 高尾山

 

午前中、
本を読んでいるうち、眠くなって、眠りました。

午後、首が支えきれずに、頭がカクンとつんのめり、
また眠くなって、

訪問者に起こされるまで気づかない程、寝てしまった。

この部屋「杉の子(粉)臭い」

ソファーに干したての毛布、
嗅いで、植物のニオイ。
歩くたびに、くしゃみ、鼻水、頭痛まで呼んだのは、
締め切った窓の中で舞っていた花粉。
動けば、舞い、
動かなければ、また切なくて、
これからはヒノキの花粉とい云いますが、
花粉症の方のけだるい姿を心底、理解したものの、
それがいいのか、悪いのか・・・。
鼻水すすり、しょぼい目、思考はボーっとしたまま・・
考えられず、考えられず・・・。

👇 この花はわかります。
高尾山麓の民家に咲く樹齢100年の木瓜。
鏡を見て若いころの顔を思い出したけど、
やめた、やめた・・花は不思議だぁ~!

 

 

 

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