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春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

気になって、車と久留馬

2017-11-11 23:57:25 | 榛名湖・上州




跳ね起きた時に「ビリッ」と古傷が痛む寒さになると、
少し体調を整えなければと思うようになりました。
これからしばらくは、自宅で過ごすことになります。
とはいえ、悠悠自適とはいかず、
これが曲者、運動不足になって、困るわけです。


群馬の名前、どこからなのか!

 

大正14年に刊行された、群馬県群馬郡誌に

 



 

 

 




「久留馬」の由来は、
渡来人、呉人(くれびと)が馬と住むんでいたところ。
ここで「久留馬」は、和名抄(930年代)の編纂で書いていたもの。
藤原京跡(700年代)から発見された木簡には、「車評」と書いている。
「車評」になったのは、大宝律令で、文字は2文字と決められ、
改正されたもの。
それ以前は今の群馬を、車と呼んでいた・・・

群馬の名のルーツは、「車!」
その車がどうしてつけられたのか、判らない。
いいよね、判らないものには、ロマンがある。
歴史学者の専門家が判らないのに、
にわか歴史家の私が、判るわけない!



          岡田さん

            清水さん 

           安田さん 

     佐藤係長さん

群馬の訪問では、お世話になりました。
榛名山麓「まゆみ」の花を観賞から、始まり、歴史にも触れることになって、
資料や現地案内にと、貴重な時間を割いて頂いて、
ブログでの顔写真も快く、撮らせて下さった方達です。

そしてブログコメントで「まゆみ」を紹介、助言をいただいた、
トレッカーたかさんには、なんてお礼したらいいものか・・・。
ありがとう!
わたしには大収穫の榛名でした。

 

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1500年のロマン

2017-11-03 14:04:32 | 榛名湖・上州


         ※小屋は遺跡が国の指定にされたセレモニーで、急きょ造ったもの。
渋川の街に、日本の真ん中の案内の、地蔵があって、
  渋川市のを分断するように吾妻川が流れている。
  上流に向かって、左の掌を額に当てると、榛名山が、

右の方には、子持山が、谷川岳の手前に見える。    

前方は、小野子山(違うかもしれない?) 

 

振り向いて右手に穂高岳が見え、

真後ろには、赤城山が見渡せる。



この四方の山囲まれた、渋川市を見下ろす高台に、
  古代人がと一緒に、住んでいたという。土地、黒井峯遺跡。
      6世紀に榛名山が爆発し、
  軽石、火山灰が降り、それまで住んでいた古代人は、
  馬とともに姿を消してしまったという。
  それから1500年。

 昭和63年発掘される前には、蕎麦の花が咲き、
  菜の花が咲いて、菜種油を採集していたという場所を、
  (今だって植えればいいのに、さぞ、きれいだろうに、さぁ!もったいない)
  掘り起こした場所は、2メートルほど軽石が堆積していたという。

  群馬はこんにゃくの生産で、名を挙げているけど、
  コンクリートブロックの生産は、日本一。
  その理由は、榛名山の爆発によるもの。
  古代人には申し訳ないけど、
  爆発がもたらした、経済だ。

 

 

 

 昭和63年発掘したとき、
  身震いするほどの、発見があつたという。
  1500年前の「杯」の破片を掘り当てた時、
  稲穂の質の高さに、関係者は驚くばかり、更に、
  稲穂は、空気にさらした瞬間、見る見る間に、
  変色したという。数分の出来事だったという。

  目撃した関係者、この夜は眠れたのだろうか?



この遺跡からの出土品。
  丸みといい、くびれといい、
  生活用品に使ったものにしては、
  もったいないほど美しい。

 

 しかもベンガラ入りのハマグリも出ている。

 

予想できた古代人と馬の人数。

 この古代に住んだ人々の生活を、浮かべ乍ら、国の保有地。
 病院を作る計画だの、なんだかの、と

 聞きながらも、今は原っぱのまま。
 犬の散歩とウォーキングの女性、
 観光に訪れた、年金生活で訪れた4人の人たちの、
 写真を撮りながら、ぐるっと廻って立ち止り、2時間。
 夕暮れまで、ほっつき歩きました。

 

古代人には欠かせない水が、高台から10分も歩けば・・・川。
  豊富に流れていたのでしょう!
  昔の水底はかなり高かったと云う吾妻川の上流。
  今も河川の土手には、玉石がごろごろしている。





近くには、金井東裏遺跡があり、甲を着たまま、火山灰地に埋もれた、
古代人が発見され、貴重な資料になるのだと・・・。


群馬・・・空から見れば白鳥が跳んでいるような県境。
渋川市・・・日本のど真ん中、古代人と馬が残る遺跡。
この当時、群馬は「車」と呼んでいた。

榛名湖に向かう126号、善地「群馬の松」=「車の松」あたり、
榛名山の水を集めた「車川」が、歴史を刻んで、今も、
木立から洩れる、夕日の輝きを映して、穏やかに流れている。

その「車川」に咲いていた花が

 

 

 

 


※記述に不手際がありましたら、ご指摘くださいますよう・・・。

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車川、車の松!

2017-10-27 21:31:43 | 榛名湖・上州

 

花車、香車、車火、糸、井戸車、風車
車川、きれいな名前の川が、群馬県箕郷町があって、隣接地に、
冨岡、和田山、白川村、善地村が1889年合併した車郷という村がある。

早朝、予定外の小雨にも、ワカサギ釣りに夢中な方がいっぱい、いた。
この静けさに、釣り人の邪魔にならなければ、
ボートで、しばらく時を過ごしたかった!
鳴沢湖。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その近くを、榛名湖に通じる126号線が、なだらかに。
紅葉への変わり目、稲の刈った跡が、小気味よい。
数回通った道、幾度でも、小気味がいい。
が、この日(10/25日)は、コメント、いただいた、
車(kuruma)村を探しに来たのでした。

が・・・・この車村(kuruma-mura)が、歴史に疎い私を、
勉強家にさせるのです。
車川、車村、車郷、群馬の松が、
今の私の部屋、改築中の乱雑さとすんぷ変わらず、
頭が、ごちゃごちゃ、歩く足取りは、千鳥足に・・・・。
この後、コメント下さった、たかさんの助言をもとに、
市役所の皆さんと、住民の方を巻き込んで、
何気なさそうな、助言の奥を識ことになるのです!


               ※☝車川沿いにある群馬の松=車の松

明日、亦・・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

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まゆみ

2017-10-26 08:41:01 | 榛名湖・上州




 榛名山の「まゆみ」が種子を見せました。
  5月から榛名を訪れ10数回、ようやく見た「まゆみ」
  満開ではありませんが、充分まんぞく。
  この日は10月24日の夕方。
  あいにくの曇り日でした・・・・が、
  恋人「まゆみ」と呼んで、半年、この日を待っていたもので、
  今度は、「太陽」の晴れ着を着た満開の「まゆみ」を、
  心待ちにしている、ところです。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
           榛名山ロープウェーの原田さん、
      大変お世話になりました。
      原田さんも仕事の合間、「まゆみ」を撮り続けている方でした。
            

                 

     ☟ 帰りがけ、晴れた数分の晴れ間。
          榛名湖「いまが、見ごろ」になのました。

 

 


                                                    ※ 10月24日 榛名湖

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榛名山麓「車川」・川を渡って・・・。①

2017-10-24 23:41:00 | 榛名湖・上州


群馬、榛名湖への道、126号。
車川、一級河川に「群馬の松」があって、
数回、通っているのに、案内看板まで、
気が付かなかったわけで。
脇見運転しない、優良ドライバーといえば、
おお~ォよし、よしだけど、
改めて、石碑・案内看板を見直すと、
気づかないのは「単なる阿保」だった。

この地は、群馬のにとって、歴史に欠かせない場所だった。

それを何度も「阿保さ加減」に、丁寧に教えて下さったのが、
山の師匠、トレッカーたかさんだった。

その車川、に咲いていた植物を・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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上州、箕輪城の花達

2017-10-16 22:25:30 | 榛名湖・上州

1598年、井伊直政、テレビ大河ドラマ「井伊直虎」で、井伊家の再興を胸に、
立身出世願望を果たしていく、井伊直政は、
徳川家康から、見事12万石をしっかり頂き、
30歳で上州、榛名富士の裾野、養蚕の盛んだった、箕輪城城主になる。
8年後井伊直政は、高崎に城を移築。その城が


今は高崎の真ん中に姿を見せているが、
8年住んでいた、箕輪城は1500年頃造られたもの。
鍬ともっこで、苦労したであろう、
空堀があちこちにあり、4時間かけて歩いてみれば、
昔、攻めようにも攻めきれない、なんという外堀と。

その城、本丸の跡地が

 


箕輪城の魅力は、戦国時代を知れば、どんな城よりも、
すごいと思って、脳裏から離れない・・。

が・・・・
今日は旅の疲れをいやす、一杯。
「水芭蕉」か「谷川岳」か「巌」・・・・・辛口すっきりここは「谷川岳」を冷や
つまみは、梅干し、花ラッキョウ、後は花を見ながら・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                        ※写真は 10/16 雨の箕輪城で。

この城の近所に、私が勝手に思っている「山の師匠」がいる。
師匠の庭を荒らして、怒られはしないかと・・。
幸い、師匠は、私の顔を知らないわけで、
今日は雨だった。これが幾らか気分を楽にする。

さてと、コップが待ち遠しい!

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焦がれて、弾けぬ「まゆみ」

2017-10-10 23:58:15 | 榛名湖・上州

朝から、い~ぃ天気の榛名湖までの街道。


夏の艶のいい緑が、紅くなっていた。


まゆみ、10回通って、まだ開いていない。
女性のもとなら、今頃至近距離500mの判決が言い渡される。


葉っぱが散らなければ、実は開かない・・・と。


通う、私も私だけど、
種子を見せない「まゆみ」もしぶとい。
もっと、通えというなら、通いもするが、
弾けない「まゆみ」を見れば、
焦がれた「まゆみ」に、やつれて、病に伏してしまう。
なんてネ。紅くなった。
10月の末には「弾ける」・・・・ウン!



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榛名、朽ちる花、咲く花

2017-09-21 00:06:02 | 榛名湖・上州

名、無き山の、朽ちた花も「名」があり、
其方の名は「アザミ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「まゆみ」が、まもなく弾ける。榛名山

2017-09-19 20:59:44 | 榛名湖・上州

榛名山山頂の「まゆみ」


2年前、秋田の小坂鉱山に行き、
明治生まれの柔道家の軌跡を取材して、その帰り、
「錦木」という土地で、植物の「ニシキギ」を見ました。
その後、

小説、平岩弓枝さんの「御宿・かわせみ」の短編で、
「まゆみ」ニシキギ科の花を知りました。

八王子市、探せど見つけられず、
ブログで、トレッカーの「たかさん」が、
榛名山は「まゆみ」の群棲地と知らせて下さった。
それから2年、昨年は不慮の事故、
今年に入って成長過程を見るため、数回訪れましたが、

ようやく「実」がはじけ、種子が覗く、時期がきたと・・・・。

私には思い入れのある「まゆみ」です。
次は、実が弾けた満杯の「まゆみ」が・・・・・。

 

 

 

 




今回は、渋川ICから伊香保温泉郷をすり抜け、榛名湖へ。
相馬山がど真ん中に!

高根展望台から




☟榛名山の山頂から相馬山と向こうに筑波山です。

 

 

 

 

 

 

晴れた日の榛名山でした!

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一葉落ちて天下の・・秋を知る! 榛名山

2017-09-18 22:33:52 | 榛名湖・上州

榛名山は植物も、空も、子らの声も澄み切って・・・・・秋!

                                                                    

                                 ※9月18日、榛名山山頂で

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