6月25日、田植えを終えたばかりの田んぼや畑が広がる島本駅西側の自然観察会でした。島本駅が開業する前の2006年6月に調査した記録をもとに、変化を見てみました。以前は田んぼだったところが耕作されずに荒地になっているところが増えています。農業従事者の高齢化や担い手不足、労力をかけても収入が得られず、厳しい状況にある農家(ほとんど兼業農家)の深刻さが見えてきます。
それでも、ミゾカクシ、トキワハゼ、キツネノボタン、ハハコグサ、カタバミ、イヌタデなど田や畑のあぜには様々な植物が生息しています。田んぼの上にケリが舞い、津梅原水路にはシジミ。ほっとする風景です。2006年6月の調査でも見られた環境省のレッドデータブックにあるカワジシャは健在でした。小さな水路の土手に沿って白い小さな花をつけ佇んでいました。嬉しいですね。
この地区に学校法人「西大和学園」(奈良県)による大学立地構想が提案されています。虫食いの乱開発や高層の建物よりは良いという意見もあるようですが、この生物が生息する環境が失われていくことだけは予測されます。
午後に開いた『ひらのかおるタウンミーティング・議会報告会』でも、みなさんからいろいろなご意見をいただきました。大きな課題です。今後、あらゆる角度から調査していきます。参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
【写真:カワジシャ】
それでも、ミゾカクシ、トキワハゼ、キツネノボタン、ハハコグサ、カタバミ、イヌタデなど田や畑のあぜには様々な植物が生息しています。田んぼの上にケリが舞い、津梅原水路にはシジミ。ほっとする風景です。2006年6月の調査でも見られた環境省のレッドデータブックにあるカワジシャは健在でした。小さな水路の土手に沿って白い小さな花をつけ佇んでいました。嬉しいですね。
この地区に学校法人「西大和学園」(奈良県)による大学立地構想が提案されています。虫食いの乱開発や高層の建物よりは良いという意見もあるようですが、この生物が生息する環境が失われていくことだけは予測されます。
午後に開いた『ひらのかおるタウンミーティング・議会報告会』でも、みなさんからいろいろなご意見をいただきました。大きな課題です。今後、あらゆる角度から調査していきます。参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
【写真:カワジシャ】