関西大学から、色々と揉め事がありながら、広島カープに入団した右腕投手です。後に南海ホークスに移籍し、現役を終えています。大学の先輩である、豪速球投手村山実に憧れていたのでしょうか?彼同様、全身を使った豪快な投球フォームのオーバースローから、速いストレートを武器にしていました。しかし先輩の村山実程の、球の速さ、伸び、切れ、重さには程遠く、又制球、決め球にも欠ける為、実働10年間のプロ生活では、殆ど活躍する事は出来ませんでした。唯一、入団1年目での完封試合が、印象に残っている位です。それにしても、彼の全身のバネを十分に利用した、投球フォームは、未だに忘れられないものです。強いて言えば、比較的近いのは、同じく広島カープの池谷公二郎かと思います。
通算成績 192試合 6勝14敗 防御率 4.31 214奪三振
通算成績 192試合 6勝14敗 防御率 4.31 214奪三振