昭和60年ヤクルトスワローズに、29歳の若さで入団したバリバリの現役メジャー選手です。メジャーでマイナー経験の無いという、本当に珍しい経歴の選手でした。流石にその実力は桁外れで、もの凄い旋風を起こしたものです。どっしりとした安定感抜群の打撃スタイルから、投球を十分に手元に引き入れ、思い切って引っ叩く打法は見ていて、爽快感さえ感じるものでした。体の軸のブレの殆どない打法は、無敵の存在の様にも思えたものです。現役メジャーのマイクピアザが最も酷似していると思います。しかし、日本の野球が嫌だったのでしょうか、1年の在籍でメジャーに復帰していきました。故障もあり規定打席には達しませんでしたが、あまり勝負をしない日本の投手相手に、31本塁打は、流石別格の存在を見せ付けたものでした。」
通算成績(日本) 93試合 0.327 31本塁打 73打点
通算成績(米 ) 1020試合 0.277 218本塁打 685打点
通算成績(日本) 93試合 0.327 31本塁打 73打点
通算成績(米 ) 1020試合 0.277 218本塁打 685打点