3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

記録の訂正(9)

2014-05-28 21:30:11 | Weblog
2012年のメルキーカブレラ選手は14打席連続凡退したと仮定しても打率は0.3361になる訳であり、規定打席に達していたバスターポージー選手の0.3358を凌いでいます。つまりカブレラ選手が15打席以上連続で凡退したと仮定したのみ、ポージー選手が打率で上をいく訳です。カブレラ選手はその前年初の打率3割をマークし、今シーズンも現時点で3割以上を記録する等、決してスーパースター選手ではないもののそれなりの安定した数字を近年はマークしつつあります。従って打者には好不調がつきものとは言うものの、彼がそれだけ連続して安打を放てないとは考えにくく、例え打席数にはかなり差があるとは言え、実質的な打率に於いては矢張りカブレラ選手が上回っていたと思えてなりません。又薬物を使用した本人の意向や選手会、MLB機構の承認があれば規定を変更していいのか非常に疑問であります。薬物使用疑惑の選手は出場停止の処分を受ける例は数多く見られますが、少なくとも残した成績はそのままになっています。もしカブレラ選手がもう1打席あり規定打席に達していたとしたら、タイトルはどの様になっていたのか、物凄く興味のある処です。