併殺打で一番多いパターンとしてはノーアウト或はワンアウトで走者1塁の時、右打者の強烈なサード或はショートへのゴロかと思います。右打者が左打者より1塁への距離が長い事と、上記の様な当たりの場合振り切っている事が多くスタートが遅れ易い事も当然あろうかと思います。左打者の方が併殺打が少なく、内野安打を稼ぎ易いのは間違いないかと思います。併殺打ベスト(ワースト)20には左打者が1人、40には4人存在します。少しこの4人に触れたく思います。併殺打数229で歴代8位、更に20位以内の打者の内併殺打率(併殺打数÷打数)でも6位に入っている打者がいます。駒田徳弘選手です。2000本以上の安打を記録し、7000打数に近い選手ですが、第1打席満塁本塁打のデビューの試合から見ていますが、正直あまり併殺打の多い選手という意識はありませんでした。余談ですが、それまで最も少ない打席数での満塁本塁打の記録保持者が投手の米田哲也であり、それをネタに友人達にクイズを出したりしていたのに破りやがってという意識の方がこの選手にはあり、何となく気になる選手ではありました。左打者の彼ですが併殺打になり易い要素、物凄く球足が速いとか、脚が速くはないにしても物凄く鈍足という記憶もないのです。それなのに2度の併殺打王も含め多い併殺打、理解に苦しむ処です。