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日米を問わず名選手を紹介。

盗塁企画数(2)

2012-09-11 15:15:39 | Weblog
盗塁は試合に出ていれば否応なく増える打席数や打数と異なり、企画、試みない限り増えないものです。性質的には犠打に近いものがあると言えるかも知れません。違う言い方をすれば試みなければならないものでもありません。従って選手によって大きくその数字に差が出て来るものでもあります。一般的には脚力のある選手に盗塁数の多い傾向がありますが、脚力があってもあまり盗塁しない、或は出来ないと言っていいのでしょうか、盗塁の下手な選手も結構見かけます。中にはノーサインで走ってもOKの選手もいるでしょうが、チームとしたら当然成功の可能性の高い選手に多くサインを出すものと思います。走らせてアウト、セーフ5分5分の選手に多くサインを出す事は通常有り得ません。ここで前回紹介した2人の超スラッガーの盗塁企画数が何故か気になって仕方ありません。2人共5割を少し超える位の成功率(ベーブルースは実質5割以下の可能性が高いと思いますが)なのに何故200回以上も企画したのでしょうか、不思議でなりません。普通この程度の成功率の選手には盗塁のサインは殆ど出ないものです。時代が違うので断言は出来ませんが、ましてや主軸を任される超スラッガーの2人、よりサインが出せない様な気がするのですが?次回もう少し触れます。