先日ピッツバーグパイレーツで正二塁手の座を剥奪された岩村明憲が、監督の時折三塁手として起用する方針に拒絶の意思を示したという記事を見ました。もしこの記事が事実であるならば、同チームに彼が居続ける事はないかと思われます。つまり松井稼頭央と同じく解雇の可能性が非常に大きいかと思います。よくメジャーは日本と比べて、OBを非常に大切にしていると報道されていますが、確かにそうなのでしょうがその反面、日本と比べて遥かに現役選手には厳しい姿勢をとっています。つまり少し力の衰えた選手、或いは不振の続く選手でさえも、過去の実績は全く関係なく厳しい姿勢を貫いています。怪我で出場試合の少なかった昨年も含めて、比較的安定した成績を残しきた岩村明憲ですが、若い選手の多い同チームでは31歳という年齢、同チームでは高額の年俸、更に今年の今までの不振もあり、多くは期待されない存在になっているかと思います。又日本ではかなりの身体能力を誇った岩村明憲ですが、守備位置は違えど彼の能力を遥かに超える、昨年デビューの外野手マカッチェンのもの凄い素質も、岩村明憲の印象をより薄くしているかと思います。残念ながら時期は兎も角、解雇の可能性は高いかと思わざるを得ません。