2030安打という数字で、すぐに誰がどの時期に記録した数字か、即ピンと来る人はどの位いるのでしょうか?多分そんなに多くはないかと思います。この数字は史上最高の安打製造機であり、天才打者とも言うべき、イチローが2001年から2009年までのメジャーでの9年間で記録した数字です。1年平均で約226安打という驚くべき、凄すぎる数字を過去9年間のメジャーで彼は残しています。メジャーでは10年間を、一つの区切りとして選手を評価する形が結構多く行われています。つまりその10年間での各部門でのNO.1は誰かを論じています。この10年間の区切りとしては、末尾0から9を基準としています。今回の場合2000年から2009年を対象としている訳です。しかしイチローの場合、1年足りない9年間の合計ながら2位のディレックジーターの、10年間での合計1940安打を大きく凌いでいる訳です。本当にもの凄く過ぎると言うしか表現出来ない程の選手だと思います。今後彼を凌ぐ選手の誕生は限りなくゼロに近いと思える為、これからも全てに於いて優れすぎている彼のプレーを楽しみを持ちながら、真剣に見つめて行きたく思います。