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日米を問わず名選手を紹介。

大杉勝男(6)

2009-07-02 21:54:15 | Weblog
意外と知られていないと思いますが、大杉勝男の背番号は入団時から1972年まで51番でした。1973年に3番に変え、確かその年成績不振の為、気分一新を狙い、翌1974年には元の51番に戻しています。1975年ヤクルトに移籍後は引退迄、背番号8でした。私のイメージとしてはヤクルト時代の8番ももの凄く印象に強いものでしたが、大杉勝男,51番が最も記憶に残っています。逆に1973年の背番号3は、何故強打者としてありふれた番号に敢えて変更したのか、もう一つ解らないものでした。ほぼ同じ時代のパリーグの強打者、近鉄の土井正博も入団時は51番であり、後に3番に変更していますが、出来れば入団の時の背番号のままの方がより馴染みを持てる様な気がします。今でこそ天才打者イチローの背番号として有名な51番ですが、少なくとも彼の出現より約四半世紀前、共に400本塁打、2000本安打以上を記録した強打者二人が付けていた事は忘れられません。