totoroの小道

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靴の整頓

2008-11-11 05:40:56 | 子ども達の様子

今月の生活の目当ては「靴の整頓」です。

それぞれ学級担任は、クラスで口をすっぱくして指示を出していると思います。「きちんと整頓しなさい」と。しかし、靴箱は、先月までといっこうに変わらないのです。

事件は現場でおこっています。子ども達が、靴を脱ぐその場で言うのが一番効果があります。

しかし、それぞれの担任は子どもと一緒に外に出ていたり、教室で子ども達の対応をしたりして現場に居合わせることは滅多にありません。

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若い頃、管理職の先生から、よく「靴の整頓をしっかりさせてください。」と指示されました。しょうがないなあと、子ども達をつれて靴箱に行き「整頓し直しなさい。」と、整頓させたものです。こんな見かけを気にしなくていいのにと思っていました。

しかし、前任校で1年生を受け持ったとき、何を思ったか1年間徹底的に靴箱の整頓をやらせてみたことがあります。すると、そのクラスは、字も丁寧だし、互いの話を聞き会えるし、しかも解放されて明るい素敵なクラスになりました。

以来、私はいやいやでなく、それを目的として「靴の整頓」を徹底させてきました。すると不思議なことに、やっぱりそのクラスは、落ち着きと明るさのある、張りのある良いクラスになるのです。

先輩教員の私たちへの指示は、おそらくそのような効果をねらって出されていたのだと気付きました。

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そんな理由から、今年度当初から各クラスの靴箱の乱雑さはとても気になっていました。それに、今月の目当ては「靴の整頓」です。

よし、だれもやらないのなら、私が徹底してやってみようと決めました。昇降口で「おはよう!!」とあいさつします。ついでに「今月は靴の整頓で~す。線にそろえて、しまいましょう!!」とずっと言い続けています。

どう、きれいでしょ。

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1 コメント

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一つの徹底は、子どもの心も育てる (Mrヒデ)
2008-11-15 11:48:44
「靴の整頓」を徹底させてきました。すると不思議なことに、やっぱりそのクラスは、落ち着きと明るさのある、張りのある良いクラスになるのです。・・・・ そうです、ここのところが分からない教師がいるのです。徹底の向こうに何があるのか、何が生まれるのか、経験的に知らないのかもしれません。若い教師には(ベテラン教師にも)指導しなればならないことです。
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