トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジャコウアゲハの異変はウマノスズクサの幸運

2020-06-27 | 感じるままの回り道
 庭のウマノスズクサが成長し続けて、ついに開花までした。庭で花を見るのは植え付け以来なので20年以上も開花しなかったことになる。開花しなかった理由は成長すればジャコウアゲハの幼虫に喰われ、結局は根元まで喰われる羽目になっていたからで、再生しても同じことの繰り返しをシーズンに3~4回していたのだ。それでも根絶せず本数を増やしてきたのは不思議なのだ。

 今期はどういう訳かジャコウアゲハの飛来が無く、ゆえに産卵しないから食害されない。結局は花を付けるまでになったという事なのだが、ウマノスズクサの花は変わった形の花である。この花を見たくて庭に導入したのだったがジャコウアゲハの幼虫の食草だったがゆえに花を見たのは導入年だけで、この時はリンゴの枝まで伝って伸び、多くの花を見れたのだった。
 それからン年、伸び切らないうちに株元まで喰われるから支柱は1m程度しか与えない。そんなことで蔓性には見えない繁り方になっている。

               株       花

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