泥水池にアオサギが採餌に来ているが、大食漢と聞くので良い印象は持っていない。同じ魚類を捕食してもカワセミは魚用範囲、いや許容範囲だから、差別化したといえるのかもしれない。そんな観念を今日は少しだけ緩めてくれた出来事があった。
アオサギの置き土産で緩い糞便を放出していくのは毎度の事なのだが、その糞に珍しい来客がいたのである。一見して直ぐ分かったと言えるほどの姿で赤い星と切り絵風の翅の網目が美しい。こんな美しいチョウが糞便を吸っているなど興ざめでもあるけれど、アオサギも多少は罪滅ぼししたと許す気分にもなったのだ。
大事にしている水生生物を喰らい糞を放出して去るだけのアオサギだったが、その糞がアカボシゴマダラを呼んだ。図鑑で観ると分布は「九州(奄美大島)」と標示されている。今回観たのは二回目になろうけれど、生息域が広がっているのか、たまたま迷蝶として姿を見せたのかは知る由もない。
発見して1枚 ➡ 接近 ➡ また接近で飛び去った
この「糞便と蝶」を見て想い出した事がある。それはまだ列車通学していて改札を待っていた待合室の出来事だった。
5~6人の田舎にしては身なりの良いご婦人たちだったが、その中でもひときわ容姿が目立つ夫人がいた。思春期の小生としては見るともなく見ていて結果、目を反らせざるを得ない「未知との遭遇」があったのである。
それはストッキングを通し長い脛毛が顕わだった事に由る。「こんな綺麗な人でも脛毛茫々で平気なのか」と愕然としたのである。まあ、今回のアカボシゴマダラには愕然とはならなったが「歳の功」と言うべきか…。
アオサギの置き土産で緩い糞便を放出していくのは毎度の事なのだが、その糞に珍しい来客がいたのである。一見して直ぐ分かったと言えるほどの姿で赤い星と切り絵風の翅の網目が美しい。こんな美しいチョウが糞便を吸っているなど興ざめでもあるけれど、アオサギも多少は罪滅ぼししたと許す気分にもなったのだ。
大事にしている水生生物を喰らい糞を放出して去るだけのアオサギだったが、その糞がアカボシゴマダラを呼んだ。図鑑で観ると分布は「九州(奄美大島)」と標示されている。今回観たのは二回目になろうけれど、生息域が広がっているのか、たまたま迷蝶として姿を見せたのかは知る由もない。
発見して1枚 ➡ 接近 ➡ また接近で飛び去った
この「糞便と蝶」を見て想い出した事がある。それはまだ列車通学していて改札を待っていた待合室の出来事だった。
5~6人の田舎にしては身なりの良いご婦人たちだったが、その中でもひときわ容姿が目立つ夫人がいた。思春期の小生としては見るともなく見ていて結果、目を反らせざるを得ない「未知との遭遇」があったのである。
それはストッキングを通し長い脛毛が顕わだった事に由る。「こんな綺麗な人でも脛毛茫々で平気なのか」と愕然としたのである。まあ、今回のアカボシゴマダラには愕然とはならなったが「歳の功」と言うべきか…。