トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「やっぱり分からんもん…悶々」

2017-07-09 | 遊び子は
 シオヤトンボか?           ネキトンボかなあ?

 時折、一家総出でフイールドに来る家族。今日は小生より早くフイールドに入っていた。小生の車を目ざとく見つけて駆け寄ってきた倅君によるとカブトムシ狙いだったそうな。
 一応は捕獲の要領を伝えておいたが親の送迎が無ければ通いない距離だから早くても一週間後になるのだろう。

 小生はいつも通り水見回りをする途中で鮮やかなニホンアカガエルを見つけたから、トンボ池方面にいた御一行様を呼ぶ。小生が見せてあげようと思っての事だったものの、逆に見せてもらったのが上の写真二個体である。
 トンボの身近に徘徊しているとは言え、捕獲、ましては指で摘まんで観察など行わない小生なので、名前を尋ねられて答えに窮した。「シオカラトンボでは無い」とか「アカトンボに間違いない」とかそのレベルである。その場の第一印象は「初観察二種か!」と色めき立ったのだが、色極めて目立ったのはトンボだけだった。
 赤色のトンボ、その腹部の黒模様が新鮮で「初観測間違いない」と思って、家で図鑑と写真対照したのだが似たトンボバッカリで結論は「ガッカリ」で、まあ、いつも通りの展開と言え日本は平和である。

もしかしたらカメノコかい?

2017-07-09 | 感じるままの回り道
! もう一カ月も前の事である。エノキの葉についていた謎の生物についてS氏はテントウムシではないかと話していたが断定は無かった。
 それから数日、様子を確認しにいったらカメノコテントウが居るではないか。それも至近距離だ。謎の物体は先日より濃色になり、見ているとカメノコテントウの模様が浮かび上がってくる気もしてくる。

 まあ、確証など無い「タワゴト」で「楽しむ」対象になっていて、物見遊山は旅行しなくても可能だ。カメノコテントウがいると教えてやったママさん達は、おチビちゃんそっちのけでスマホを片手に騒いでいる。ここまでくると「出箱の亀さん」の立ち位置は既に無く、こっそりとフイードアウトである。勿論、フイールドアウトには早い時間だ。

 フイールドで物見遊山出来ているからか旅行など縁のない人生だったのだが、ひょんな事から西へ東へ加行の旅をする破目になった。渋々「もう…」としか言えない小生なので、理由を検索してみたら「牡牛座」だった。
 これで明快!、鼻環つけられ手綱を握られ催事場で棒立ち・空立ちの日々を仔細に分析すれば「鼻環」と「鼻緒」の鼻つながりもある。千代ちゃんの一節「思わぬ人の言うまま気まま…」そのままであった。デビュー曲「からたち日記」に予見したごとく仔細に描写があった。
 事情を知っている人しか理解しえない単語なのだが「千代」と「平和」は現実にお隣同士で、「平和」をもたらすのは小生の「もう…」という滅私奉公、NPOも辛いのだとよく分かった。ましてや、この歳での丁稚奉公、カメノコの模様の様に繋がりが顕わになってくる。

 まあ、「出箱の亀さん」がカメノコを見つけたのも何かの縁と言うものだろう。頸も手足も引っ込めたいが、まだ残りが待っているのだ…。鼻環付きでは首を引っ込められんで「モウ…!」である。
 
 今にして思えば、家に一台しかない真空管式五球スーパーラジオに耳を澄まし「からたち日記」やらコロンビアローズの歌をダイアルまわしつつ探していた頃がよみがえってきた。加行の苦労と脈絡はあったと言えるが、小生の脳細胞脈絡は既に薄れ、かろうじて手首には脈動を感じるのみである。小生の癒える日は何時来るのだろうか…。来ない気がしてきた。
 そう、「苦悶、逝くもん!」。我が人生は果てなき宇宙、虚無の中にある・・・・・・・。

  ➡         カメノコテントウ