トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

突端台地、上部の刈り払い

2017-07-10 | 今日は真面目に
 突端の刈り払いは既に済んだが上部の台地部分が残っている。この部分は最前線なので手入れが行き届かず茫々にしてしまう事が多い場所だ。
 草萌える頃に刈りはらっておいたのだが既にセイタカアワダチソウなどが背の高さを越えてしまった。猪のお休み場所にもなりかなないから低草地として維持しつつ植樹の機会を待たねばならない。放置してしまえばすぐにアズマネザサの藪に戻る場所なのである。

 不十分とはいえ刈り払いを続けている結果、この周囲はトラノオやササユリの開花がある。トラノオはともかくササユリは放任できず、開花株は受粉させ花びらを外し、蕾は摘蕾して笹のひこばえの中に埋もれさせカモフラージュが必要だ。ここのササユリはまだ発見されていないようで盗掘には遭っていない最後の場所である。
 だからと言って開花させれば歩道から直視される位置にあるし、開花結実させなければ先細りするし、扱いについてのもやもやは解消しない。
 ヤマユリは開花時期を迎え蕾が膨らむ時期なのだが、今期フイールドでは一株も見いだせないでいる。蕾見えれば盗人降臨、おいらは後塵、秀花お隠れ…。

        三つ五つ蕾挙がれどササユリの花ひとつずつ外す哀しさ  

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