トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ハグロトンボ出た}

2017-07-08 | 小父のお隣さん
 拠点斜面を下る途中でハグロトンボに出会った。今季初見である。
 当然至極、一枚撮りたかったのだがなかなかデリケートでケータイの画面サイズに収まるまで接近を許してくれず、「おいで、おいで…」とばかり少しづつ遠ざかる。
 そのうえ小生の方に頭を向けて止まるので、明らかに警戒をしていると思い知らされた。蒸し暑さの中、作業で汗びっしょりのままだったから早く沢水で体を拭きたい気持ちもあって、「このトンボは腹黒トンボに違いない」と、ついつい噺家の黒い顔さえも思ってしまった。

 まあ、このトンボ、ツイツイでは無くヒラヒラと飛ぶけれど、止まったところで翅を開いたり閉じたりする動作を何故かする。これは「ツーイツイ」と表現しても違和感はない…。

出水の後始末

2017-07-08 | 水辺環境の保全
 土砂溜り埋没  ➡    河床整備だけで済んだ
 甚大な被害をもたらした台風三号と梅雨前線のコラボ、小生は加行が終わったばかりで帰宅できる時間だったが、台風に向かう進路では新幹線の運航停止も十二分に想定されたから一泊追加した。ホテルで遅いコンビニ食を食べつつニュースを見ていたら「運航停止」のテロップが出てきて「ホッ」としたのだった。車中泊は御免である。

 とは言え、半月ほど前の24時間雨量230mmを超えるかもしれない状況では水源地の様子が気掛かりだ。翌日に帰宅したものの午後なので出向かず、翌々日の水見回りとなった。吐水口からは十分な量が出ていたが、何より先に現地を確認せねばならず、スコップと四本鍬を携え向かう。

 前回設置した導水路は破られてはいなかったものの、取水路は土砂溜りまで埋め尽くされていた。この土砂、と言うより砂礫に近い堆積物を鍬で掻き出す。水に浸されている部分は容易に掻き出せるが、水が切れている部分は鍬の入りも浚うのも厄介になる。

 とりあえず整備は終わり、前回新たに設置した谷止工の二段の底抜けを補修し、二段補修したのに一段落だとは…。沢の中は林道より涼しいのだが、それでも蒸し暑さは変わりなくアオミドロでは無くアセミドロ状態で帰った。
 大都会の真っ只中で加行を積んできたばかりの小生にとって、早速の土木作業は「えれぇー大変だ」った。そう、身体の切れが悪く、加行で動かないでいるのも辛いが作業で動きが悪いのも辛い。
 まあ、他に切れの悪い状況はあるものの、個人状報であるからそれには触れない…。

            下から二段目底抜け補修    最下段底抜け補修

        水送る作業の河原落つ汗のミネラルやがて水辺冨つかも