トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやく摘果した…

2017-07-13 | 今日は真面目に
 フイールド作業の後、自宅でくつろぎながら気にはなっていたのが鈴なりの林檎である。見えなければ良いのだが窓に目を向ければ否応なく目に入る。
 まあ、目に入っても痛い訳でもなし、作業後に再び作業も気が進まず、熟しても落ちるに任せ鳥が突くに任せているリンゴなのであるが、曇り模様になっていたので思い切って摘果作業をした。

 通常はピンポン玉くらいが適期なのだけれど、遅くてもやらないよりはましと言うものだろう。結実具合を見ればもうブドウのお化け状態だった。道路やアプローチに転がったのは笊にあつめたものの、庭の植生内に落下したのはそのまま放置である。だから放置分は笊一杯分より多いはずだ。

 リンゴは自家受粉しないので「紅玉」と「ふじ」を植え、相互に受粉樹としているが熟す時期が9月と11月なので、玉の大きさは同じでも成熟程度は色合いに差がある。たわいもない事だけれど色合いを比較するのも楽しみの一つ。
 さて、摘果した青りんご、さすがに生食は美味しくない。以前にはピクルスにしたりして見たが食べる気にはならない代物だった。庭に落下したままの青りんごは晩秋までその姿を留めている。腐りもしないしアリも喰わない、萎みもしないのはなんとも不思議だ。

              もったいない      紅玉とふじの色調