トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

オーバーフロー部の積み直し

2017-07-28 | 水辺環境の保全
 日課の水見回り、上の池の水位が低下している。高さにして10㎝程なのだが水域の現象は明確だ。原因となる場所は一カ所しかなく、オーバーフロー部に確認に行ったら漏水孔2カ所が顕在化していた。

 堰き止め部と土嚢の間からなので土を押し込んだくらいでは解決しない。上一段だけでも積み替える事にした。積み替えに合わせ、仕切りを二段構えにし漏水のリスクを半減させた方が良いと判断して道具小屋から土嚢、スコップなど準備する。先日に除伐したアカメガシワの集積を予定していたものの、思わぬ伏兵、優先事項が出現するのは毎度の事なのである。

 前衛となるオーバーフロー部は土嚢二列で構成させた。一列でも機能は果たせるだろうが、これも安全策である。この設えをしてから既存の土嚢を積み直し漏水部を詰める。しかしながら少しばかりの漏水でも長期にわたると大きな空洞を形成する。
 今回も基盤層と土嚢の間に空洞が出来ていた。時期をみて、この空洞を埋める作業もしなければならないが、刈り払いの終わる秋口以降の課題だ。

       前衛の一列   ➡     積み直し完了