トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「トンボめに鍬柄取られて、また給水」

2017-07-24 | 今日は真面目に
  気に入った場所は譲らない       背部の模様は観音に見える

 いつもの習性なのだが、トンボ類は先端に止まりたがる。見通しは良いし日当りは良いしベストボジションなのであろう。それは良いとして作業中にスコップや鍬などの柄の部分に止まりたがるのは勘弁してほしい。
 小生は気が弱いから「シッシ!」と追い払えないのである。このトンボも接近しても緊張するでもなく指で摘まもうとしても動じなかった。補虫で舞い上がってもアタックで舞い上がってもすぐに戻ってくる定位置になってしまった。

 こんな時は麦茶を飲み飲み撮影して遊ぶ。写す側も気兼ねなく写せる対象になっているから「お互い様」か…。トンボの背、翅の間の模様を見ると、ついつい合掌した仏像に見えてくる。これは子どもの頃からの心象なのだけれど、この年になっても変わらない。
 まあ、「お迎えか…」なんて来迎とは思ってはいないけれど、みんな通る道なのだ。

高温障害が出てきたから…

2017-07-24 | 今日は真面目に
 ソヨゴ養成株の一部は全滅回避のため既に定植したのだが、連日の真夏日で、朝に潅水しても午後には葉が萎れてしまう状態が続いている。ポットの増し土で多少は改善できるだろうが、八月には助っ人加行で家を空けねばならない予定がある。

 現在の状態では枯れ死間違いないので、定植する事にした。トンボ池の堤に列植したが、オオアオイトトンボの産卵樹になってくれれば望外の事なのだ。数年前にはツリバナの新梢にカップルが群れて産卵した事を見ているから、それの再現を目論んでいるのは勿論である。

 そのツリバナも、実が色付く頃に抜き盗られて今はもう無い。「今はもう無い 何も無い土手 知らん顔して 人が通り過ぎても 私は泣かない 土手に約束したから きつくてもきつくても 空にしないと」なんちゃって…。

       葉の症状   ➡     定植した