トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

取水地の沢にもいたアカガエル

2017-07-02 | 小父のお隣さん
 導水路設置作業をしていた時、河原でアカガエルを見つけた。背中のラインの様子から泥水池周辺で確認できたアカガエルと同種だろう。
 自分ではニホンアカガエルと思っているのだが、ヤマアカガエルと混同しているかもしれない。それはともかくとして疑問に思う事がある。これはハムレットの台詞に匹敵する大問題なのだと認識するけれど、あくまでも小生自身の思考範囲なので、世間的には無価値だろう。

 曰く「産卵はどこでしているか?」で、沢の周囲には産卵に適する水溜りなど無い環境なのだ。足があるから「移動できる」と認識しても、尾根を越え移動するうちに干乾びてしまいかねず、生命力が強いのか、小生の認識が弱いのか、よくわからないが、流路脇の落ち葉の下に隠れた個体を手にすれば、独りニンマリしてしまう。
 脚を握り眼前に近づけニタニタでは、他者から見れば恐ろしい光景に違いない。そうであってもまあ、周囲には人っ子1人いないのだから遠慮は不要だが食べてはいませんよ…。

 卵もオタマジャクシも見た事が無いのがタゴガエルで、周辺の鳴き声だけで推測すれば確実に個体数も分布も増している。どこで卵とオタマジャクシの時間を過ごしているのか皆目不明だ。

 投稿してから気が付いた。写真の個体はタゴガエルかもと。トンボも分かり難いがアカガエルも分かり難い。
              背面       側面