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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



恥ずかしながら、大学二回生の時に必須科目の試験の時間を間違え遅刻して、単位を落としたことがある。
もしこれが4回生なら「留年」決定!

もしそうなっていたとすれば、人の不幸話を宴会ネタにすることが「だ~い好き」な私の友人たちのこと。
今ごろ忘年会なんかで集まると、絶好のからかいネタになっていたのは間違いない。

新聞報道によると富山県立高山南高校の三年生全員が地理歴史教科の必須得科目を履修しておらず、このままでは卒業できない事態になっているという。

大学生の履修チョンボは学生の責任だ。
履修ガイダンスを受け、自分で履修科目を決めるのだから当然だからだ。
でも、高校生は明らかな学校側のチョンボ。
高校生は「何が必須科目なのか」なんてことは知らないはず。
カリキュラムを組むのは教員の責任で、今回の事件は100%学校側が悪いということになる。

しかし、一番驚いたのは「日本史、世界史、地理」の総てが必須ではないという学校教育の現状だった。
「日本史」が選択教科なのがとりわけ恐ろしい。
これも日教組のなせる技か、それとも団塊教師のなせる技か分らない。
分らないが、世間の人材不足の原因が、少しかいま見られたというところが恐ろしい。
国益無視した政治家、役人、企業家が出てくるのも納得できるというものだ。

「日本史だけ、地理だけ学習しても、その中で世界とのつながりについて触れるため世界史も履修したことにできると思った」

と校長先生はおっしゃった。
アホか、この人。
普通、こういう頭脳の持ち主は民間の会社なら管理職になれなし、なってもこういう事態を招いたら、間違いなくクビである。

生徒を中傷して自殺に追い込む教師がいたり、世間でこれだけ騒いでいることが分っていても飲酒運転で逮捕される教師がいたり、風俗嬢とトラブル起こして逮捕される教師がいたり。
教育界の荒廃は凄まじい。

なお、
「調査してみたら既卒業生の単位も足りなかった。だから卒業取り消し!」
という事態にだけは発展しないことをお祈りしておりますです。


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