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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



先程、いつもは観ることもない朝日放送の報道ステーションを夕食をとりながら何気なく観ていた。
するとちょうどロシアで発生した飛行機事故について現地からの生放送を交えて伝えていたところだった。
プーチンのコメントやモスクワで発生した劇場占拠事件、チェチェンの大統領が先頃暗殺された事件などの映像を流していた。そしてモスクワに近い墜落現場からのレポートが終ると、キャスターの古舘伊知郎が信じられないことを口にしたのだ。
「チェチェンには同情するものがありますね。」
正気か?このキャスター。
事件はチェチェンゲリラが引き起こしたテロが原因で発生したと思われる、と報道されているのだ。
本当かどうかは不明だが、このテロ集団はアルカイダとの繋がりがあると言われている。
にもかかわらず、チェンチェンに同情するとは、この人はどういう了見をしているんだ。
これは911テロで被害者に同情せずWTCタワーへ飛び込んだ二機のボーイングを操縦していたテロリストに同情し、さらに彼らを正当化するようなものだ。
朝日という報道機関は普通の感覚を持った人を番組のホストに据えることができないのか。
それとも、犯罪を、卑怯を嫌悪するという、まともな人類普遍の正義を掲げることができないのか。
できなければ放送免許を返上せよ!

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
テロ朝ですからね (風邪うどん@吉朝)
2004-08-29 09:53:04
チェチェンは19世紀に帝政ロシアによって侵略・併合され、以降ロシアの圧政を受け続けている「同情すべき」地域ではあります。

ってなひと言では片付けられないくらい複雑な地域です。

それをひと言で片付けようとしたところに古舘の力量不足が見えます。コイツはキャスターのガラじゃない。スポーツ実況は演出の世界、報道は事実を公正に伝える世界、世界が違うのです。全然修行不足。

朝日はTV・新聞とも絶不調。そろそろ持論に国民がソッポを向いていることに気付くべきなんでしょうけど、それができないアホ組織なのであります、合掌。
 
 
 
チェチェンへの同情 (魔太郎)
2004-11-09 00:00:26
テロリストへの共感ではなく、チェチェンで起こっている悲劇への同情はまともな感情だと思う。チェチェンを契機にテロが起きた事で、チェチェンの悲劇をごっちゃにするのは、むしろおかしい、のでは?
 
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