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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



今年はどういうわけか一度も国外に出ていない。(前にも書いたな、こんなこと)
したがって大好きな外国、ミャンマーやタイにも行っていないのだ。

ちょうど一年ほど前、私はミャンマーのシャン州を訪れていた。
ちなみにちょうど二年ほど前も、私はミャンマーのシャン州を訪れていたのだ。
つまり二年続けて秋の深まるシャン州を訪れていたわけで、なんとなく「シャン州が懐かしいな」と思い出したのが、写真の気球祭り。

昨年は気球祭りの季節に訪れたものの、祭りの行われているタウンジーには寄らずにカローという山間の小さな町だけを訪れてきた。
カローで日本語学校を営んでいる生きた歴史の証人とも言えるミャンマー人の先生に会うためであった。

その先生とのお話は別の機会にご紹介するとして、そのときはカローの町そのものも地元の祭り(花火祭り=私はこっちも大好き)に浮かれていたが、ヨーロッパやロシアからやってきていた観光客の皆さんはバンをチャーターして一時間半ほどをかけタウンジーの町へ気球祭りに訪れていたのだ。

気球祭りの期間、タウンジーのホテルは予約が不可能なくらい混雑する。
このタウンジーは高原の山の斜面にある大きな町で、第二次大戦中は日本軍の拠点のあった街として、年配の方ならご存知だろう。
タイ系であるシャン州のミャンマー人(シャン族)の料理は、脂っこいミャンマー料理と異なってタイ風で結構おいしい。

辛い系も豊富だが、あっさり系も少なくなく、とりわけ麺類がめちゃ美味しい。

そういう美味しい地元料理を食べたり、ダゴンビールやミャンマービールなどという日本ではめったにお目にかかれない地元のビールをいただきくのもまた格別。

大空に上げられた気球からは花火が大輪の花を咲かせ、これまた打ち上げ花火とは違った不思議な世界を演出してくれる。

両年とも私以外に数名の日本人ツアー客を見かけたが、フランス人やスペイン人より数が断然少ないのが、かなりさびしい。
シャン州はサイクロン被害もなかったろうから、今年も盛大な祭りが開かれていることだろう。

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