「金返せ!金返せ!」
と言う具合に金返せコールが聞こえてきそうだ。
やっぱりというか、消費者をバカにしていると言うか、巨額の罰金を取られたからと言うか、旧製品の存在があまりに偉大でなかなか売れないからと言うか、マイクロソフト社が自社の新OS(と言っても発売後一年経過しましたが)ウィンドウズVistaの値下げを発表した。
「金返せ!」
ということで、Macユーザーの私にはほとんど関係のない今回のニュース。
全く関係ないと言わないのは、私も会社ではWinユーザー。
私は俄Macユーザーではないので自分のIntel Macに自腹でVistaをインストールすることはないけれど、それでも会社は困っている。
すでにVistaをご購入のWinユーザーの皆さんは怒り心頭に違いない。
遅い、
重い、
XP用の重要なアプリケーションが動かない、
そして高い。
など、様々な特長を持つ最新OS。
これでは値下げでもしなれば誰も買わない。
「ちょっとWinのゲームをしてみたいな~」という一部のIntel Macユーザー以外は誰も買わない。
とりわけ何百台、何千台とPCを所有する法人になるとまったく買わない。
というよりも買えないのだ。
「だって、新しいVistaを入れたら、基幹システムが動かないんだも~ん」
という会社も少なくない筈。
うちもそう。
Vistaを買ったら、販購買システム、設計システムが動かない。
つまり仕事にならない。
しかもVistaひとつが3万円。
うちの会社は小さいけれど全国に約500人の社員と派遣社員がいて各自1台づつPCを持っているので1500万円の投資費用がかかってしまう。
景気減速著しいこのご時世に誰が買うねんというところだ。
値下げするなら中国にでも委託して「無償」で全世界に配布したらどうですか?
ゲイツさん。
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