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とりがら時事放談『コラム新喜劇』



サプライムローン問題が経済界を騒がせて数週間。
サプライムローンはサプライズローンと言うのが正しいと私のような金融音痴は思うのだが。

それにしても低所得者に貸し出す住宅ローン「サプライムローン」はとんでもない金融商品だった。
金利がなんと20%以上。
まるで○コムや○ロミス、○富士なんて消費者金融と変わらない。
こんな因業商売や高利貸しから何百万円、何千万円も借りたら普通の人でもなかなか返済するのは難しい。
ましてや低所得者対象となると返すことはほぼ不可能。
焦げ付いて当然だ。

先日のNHKの番組でアメリカでの取材レポートが流れていたが、その取材された女性は「最初は月額2000ドル」で、途中で金利が上がって「月額4000ドル」の返済になったのだという。
ちなみにアメリカ合衆国の国民一人当たりの年収は確か日本より少ない2万ドル。
儲かっている会社のビル・ゲイツや儲かってなくても大きいだけのクライスラーの会長なんかのように年収数千万ドルの吾人もいれば、年収1万ドルに満たない国民がいるのがアメリカの特徴だ。
従って低所得者層に毎月20万円も40万円も返済させるのは不可能だ。

この不可能をやってのけたのが一部の金持ちで、その多くが銀行家や実業家、投資家なんて呼ばれる連中だ。
で、こいつらを後押ししたのがマスコミなのだ。

米国の銀行家、実業家、投資家、マスコミの多くが共通した信条の人々で構成されていることは周知の事実。
もちろん○○学会ではないのはもちろんだが、宗教繋がりなのはまったく同じ。
つまり、ユダヤ人の皆さんで構成されているのだ。

ユダヤ人がシステムを作り、有色人種やヒスパニックが苦しんでいるのがサプライムローンの裏の真実といえるだろう。

たまたま古本屋で買った「ユダヤジョーク集」(実業之日本社刊)を読んでいたら、サプライムローンの本質に触れるジョークが書かれていたので思わず笑った。
ということで、その笑ってしまったジョークを少しばかり引用したい。

題名:調達
『ジルバーシュタインが息子たちに生活哲学を教えていた。
「いいかな。もし破産しかかった時は、大らかな顔をして、何事もなかったフリをしているのだよ。
例えばユダヤ人の女がニワトリを一羽盗まれたとする。彼女は黙って隣のニワトリを一羽盗んでくればいい。すると隣の女も他所のニワトリを盗んでくる。結局、どこかでニワトリが一羽足らなくなるわけだが、ユダヤの女のニワトリは元通りというわけだ。
ところが盗まれたからと言って、うろたえ、騒ぎ立てたらどうなると思う?
鶏小屋にはみんな鍵がかかってしまい、損をしたのは自分だけになってしまう。」』


通りで、サプライムローンがらみで損をした日本人が多いわけだ。

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