とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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国境なき医師団

2004年12月09日 21時46分00秒 | 書評
今、タイトル欄に「こっきょうなきいしだん」と入力したら私のMacは「国境なき石段」と変換した。
相変わらず「アホ」である。
しかし私は最新のEGBRIDGE15を使っとるんだがな。

さて、それはともかく本題に入ろう。

今日、仕事から帰宅すると私の机の上に一通のダイレクトメールが届いていた。封筒の差出人を見てビックリ。
そこには「国境なき医師団」と記されていたのだ。
封筒の窓には私の住所と私の名前。その下に「緊急事態 スーダン・ダルフール地方」とある。

国境なき医師団は世界で最も有名な非営利民間組織の一つである。1999年にはノーベル平和賞を受賞している。
この世界的に有名なNPOがどうして私の住所と名前を知っているのか。理解できない。
これだけ立派な組織なのだから、どのようなルートで私の名前と住所を入手したのか、挨拶文に書かれていてもいいのではないかと、封を開けてみたものの、そのような記述は一切なかった。
クレジットカードでの寄付を募っているところを見ると、私は変に疑いたくなってしまったのだ。
なんで寄付金にJCBやVISAなのか、と。
文面を見る限り本物の「国境なき医師団」のように見えるし、具体的に「スーダン」という国名を挙げて、支援を要請しているところをみると、信じても良いのかな、とも思ってしまう。

私が今通っている英会話スクールがユニセフを支援しているので、ここから私の名前を教えてもらったのかも知れないが、それならそれで、しっかりと断り書きを入れておくべきた。
冬のボーナスも満足な額をもらえない貧乏サラリーマンの私なので、本当のところ私が支援してもらいたいくらいなのだが、このダイレクトメールが本物なら少しの寄付も惜しむものではないが、どうも疑いたくなってしまうのだ。
なぜなら、この「国境なき医師団」のダイレクトメールの雰囲気が、時々私の手元に届く「香港から」の「世界の宝くじで儲けよう」ダイレクトメールに似ているからだ。

これが本物である証拠はどうすれば入手できるのか。
ちょこと思案しているところである。